国際米紙、ハッカー攻撃は中国人民解放軍部隊が関与濃厚と報道2013.2.19 17:22

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米紙、ハッカー攻撃は中国人民解放軍部隊が関与濃厚と報道

2013.2.19 17:22 ネット犯罪

 【ニューヨーク=黒沢潤】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は18日、米国の企業や政府機関に対するハッカー攻撃に、中国人民解放軍の組織が関与している可能性が濃厚であると報じた。

 セキュリティー会社の報告書などを基に報じたところによると、この組織は上海郊外にビルを構える中国人民解放軍の部隊「61398」。同紙はこのビルの写真や、所在地の詳細な地図を掲載した上で、「90%以上が同ビル周辺を発信源とする」と断言する専門家のコメントも実名で伝えた。

 同紙はまた、情報筋の話として、サイバー界全体で暗躍する組織が「61398」であるとも指摘した。

 米政府は現在、防衛策を検討中といい、こうした集団に特有な電子署名の情報をインターネット接続業者と共有していくほか、中国指導部に対して数週間以内に、ハッカー攻撃が米中関係を損なうと指摘する方針だ。

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