サブカテゴリー

PR:

「iPS 再生したいな 国・経済」サラリーマン川柳入選作発表

 「iPS 再生したいな 国・経済」―。第一生命保険は19日、「第26回サラリーマン川柳コンクール」の入選作100句を発表した。ノーベル医学生理学賞に輝いた山中伸弥京都大教授が発見したiPS細胞や政権交代といった2012年の国民的話題に加え、職場や夫婦の哀歓を取り上げた作品が多い。

 政治関連では「政治家も ビールに負けじと 第三に」「党名を 覚える前に 投票日」など、衆院選での第三極政党の乱立ぶりを皮肉った句が目立った。

 職場環境をめぐるサラリーマンの悩みは深い。新卒採用の見送りが続く企業では「新入りを 待って幹事を 九年間」と若手が嘆く。久々に新入社員が入っても「電話口 『何様ですか?』と 聞く新人」と教育するのも一苦労。希望者を65歳まで再雇用する法律が4月に施行されるのを受けて「やな上司 退職したのに 再雇用?」というケースも。

 スマートフォン(多機能携帯電話)に夫婦関係を投影した「携帯と 亭主の操作は 指一本」が入選。微妙な夫婦関係を先行き不透明感の強い経済環境と重ねたのは「読みきれぬ 妻の心と 円と株」だ。「すぐキレる 妻よ見習え LED」「ノーベル賞 家にないのは 平和賞」と長寿命の発光ダイオードなどに絡めて家庭の平和を願う作品もあった。

 インターネットの新サービス絡みも多く、会員制交流サイト(SNS)のフェイスブックで意見に賛意を示す際に押す「いいね!」ボタンをめぐり「『辞めてやる!』 会社にいいね!と 返される」も選ばれた。

 入選作は3万490句の応募作から選出。インターネットなどによる人気投票を3月19日まで受け付け、5月下旬にベスト10を発表する。

[ 2013年2月19日 17:13 ]

Webtools & Bookmarks
Yahoo!ブックマークに登録

注目アイテム

ニュース

注目アイテム

クイックアクセス
【楽天】オススメアイテム
スペシャルコンテンツ