ルネサス社長に鶴丸取締役、今月内にも昇格=関係筋
[東京 19日 ロイター] 経営再建中の半導体大手ルネサスエレクトロニクス(6723.T: 株価, ニュース, レポート)は赤尾泰社長(58)が月内にも退任し、後任として鶴丸哲哉取締役執行役員(58)が昇格する人事を固めた。
赤尾社長は6月の定時株主総会までは取締役として残る見通し。関係筋が19日、明らかにした。
同社は9月までに政府系ファンドの産業革新機構とトヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)など主要取引先8社による出資を受けることが決まっている。機構が筆頭株主となった後は経営陣を刷新する方針で、新体制発足後に再び経営陣が交代する可能性もある。赤尾氏は2010年4月のルネサス設立時から社長を務めているが、13年3月期まで3年連続で最終赤字となることから、業績不振を招いた責任を取り、退任する。
鶴丸氏は赤尾社長と同じ、ルネサス設立母体の1つで大株主の日立製作所(6501.T: 株価, ニュース, レポート)出身。ルネサスが昨夏に発表した国内工場の半減や大規模な人員削減を柱とする再建策の策定に携わった。
(ロイターニュース 白木真紀)
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