【ＢＯＸ】王者・レベコ、防衛に自信「コンディションはいい」

　世界ボクシング協会（ＷＢＡ）フライ級タイトルマッチ（２７日・川崎市とどろきアリーナ）で黒田雅之（川崎新田）の挑戦を受ける王者のフアンカルロス・レベコ（アルゼンチン）が１９日、東京都新宿区の青木ジムで報道陣に練習を公開し「１００点満点。コンディションはいい」と調整に自信を見せた。

　ライトフライ級との２階級を制した２９歳のレベコは、時折笑顔を見せるリラックスムード。切れのあるシャドーボクシングに加え、サンドバッグやトレーナーのミットに強打を浴びせた。短い休憩を挟みながらも１時間以上汗を流し、豊富なスタミナを披露した。日本の寒さにも「出身地と似ているのでこういう寒さは慣れている」と平然と話した。

　川崎新田ジムの新田渉世会長は「強そう。先手を取ってなるべく突き放したい」と警戒した。