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国際
中国が大気汚染対策、ガソリンの品質向上指示 5年後、日本並み目指す
2013.2.19 19:19
中国政府は19日までに、ガソリンや軽油など自動車燃料の環境基準について、約5年後の2017年末までに日本や欧州連合(EU)並みに引き上げる方針を決め、国有石油企業に品質向上を急ぐよう指示した。大気汚染を引き起こす微小粒子状物質「PM2・5」の原因である硫黄を削減することが規制強化策の柱。
ただ、石油製品の生産設備の改修が必要なため、全国的な導入まで5年もの長期の猶予期間を設けた。日本でもPM2・5による健康への悪影響に懸念が強まっているが、中国の自動車の排ガスによる大気汚染はまだ当分続きそうだ。
規制強化策は、有害物質を含む濃霧が連日発生し、環境対策の不備に批判が高まったことを受け、温家宝首相が今月上旬に開いた国務院常務会議で決めた。(共同)
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