国際花火・爆竹の汚染が改善 北京、自粛呼び掛け奏功か 「PM2・5」濃度、昨年の半分程度2013.2.10 18:29

  • [PR]

国際

  • メッセ
  • 印刷

花火・爆竹の汚染が改善 北京、自粛呼び掛け奏功か 「PM2・5」濃度、昨年の半分程度

2013.2.10 18:29 中国
10日未明、北京市の中心部で打ち上げられた春節を祝う花火(共同)

10日未明、北京市の中心部で打ち上げられた春節を祝う花火(共同)

 10日付の中国紙、新京報などによると、北京市で春節(旧正月)に伴う大型連休初日の9日から10日未明にかけ、春節を祝う花火や爆竹による大気汚染が例年に比べて改善した。汚染拡大を防止するため当局は花火などの自粛を呼び掛けており、こうした措置が奏功したとみられる。

 同市では9日夜、大量の花火が打ち上げられ、呼吸器などへの悪影響が指摘される微小粒子状物質「PM2・5」の濃度が急上昇した。しかし昨年の同時期に比べ数値は半分程度にとどまった上、北京市の米大使館によると、10日朝には許容できるレベルにまで下がった。

 同紙によると、今年の春節用花火や爆竹の販売量は昨年に比べ4割近く減少した。連休初日の爆竹による火災や負傷も減ったという。(共同)

関連ニュース

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2013 The Sankei Shimbun & Sankei Digital