中国サッカー協会(CFA)の規律委員会が18日、過去の八百長に関与したクラブや選手、関係者に対する処分を発表した。元中国代表選手を含める33人が永久追放となるほか、25人に5年の活動停止が言い渡され、12のクラブが罰金などの処分を命じられている。中国メディアなどが報じた。
闇賭博が蔓延していた中国のサッカーでは、2009年から当局が摘発に動いていた。昨年はCFAの元幹部らが有罪判決を受けている。
FWディディエ・ドログバ(現ガラタサライ)やFWニコラ・アネルカ(現ユベントス)を獲得したことで話題となった上海申花は、今シーズンのリーグ戦で勝ち点6の減点を受けるほか、罰金100万元と2003年のタイトルはく奪処分が決まった。また、天津泰達も同等の厳罰となる。
CFAの規律委員会は、「いくつかの不正は10年以上前から行われていた」と調査結果を明かしている。そして、「中国サッカーのイメージを取り戻すために、ともに取り組み、健全な発展を促進しなければいけない」とした。
(Goal.com)