政治民主政権の「言論封殺通達」を撤回2013.2.19 21:26

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民主政権の「言論封殺通達」を撤回

2013.2.19 21:26 民主党

 小野寺五典防衛相は19日の参院予算委員会で、民主党政権下の平成22年11月に、自衛隊施設内での民間人による政治的発言を封じるために出された事務次官通達について「おかしな通達だ。私の責任で(撤回を)行う」と述べ、即日、通達撤回の手続きをとった。

 通達は(1)政治的行為と誤解されることを行わないよう参加団体に要請(2)誤解を招く場合は参加を控えさせる-との内容。空自入間基地(埼玉県)の航空祭で、民間団体の会長が民主政権を批判したことに激怒した北沢俊美防衛相や安住淳防衛副大臣(いずれも当時)の主導で出されたとされる。

 「言論封殺」との批判を受け、後に別の通達で一部を撤回。「実質的な意味は失っていた」(同省幹部)とされるが、政権交代を機に前政権の悪しき遺産を清算した格好だ。

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