いじめ自殺の可能性示唆 追手門学院、第三者委員会追手門学院大学(大阪府茨木市)に通っていたインド人の男子学生=当時(20)=が学内でいじめを受けたとのメモを残して3年前に自殺していた問題で、大学は27日、いじめが自殺の一因になったことが否定できないとする第三者委員会の調査結果を発表した。 大阪市内で開かれた記者会見では「学校で受け続けたイジメ 僕はもう限界です。僕には居場所がありません」などと書かれた十数行のメモの全文を公開した。委員会は学内関係者らに独自の聞き取り調査を実施。「ズボンを脱がされたと聞いたことがある」などの証言もあったが、いじめの具体的事実の特定には至らなかった。しかし、メモの記載に迫真性があり、いじめが死の一因になったことが否定できないと結論付けた。 【共同通信】
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