イジッて！走って！自己満足！！

先月の、「プレス技術」を読みましたが、高性能冷間工具鋼、SLD−MAGICのトライボロジー特性は凄いですね。微量の油をぬったセミドライ状態で、摩擦させるとまるで先端技術のDLCのような自己潤滑性が出るなんて。コーティング費用分コストパフォーマンスが良く、耐荷重能も2500MPaぐらいに高強度でいろんな転動・摩擦・摺動部品にも使えそうだ。

それはですね、表面に吸着している微量の有機物がですね、一昨年前のノーベル物理学賞で有名になったグラフェンという物質に変わっているからなんですよ。その吸着物質が効率よくグラフェンになるいわゆるトライボケミカル反応を促進させる合金設計になっているので、鉄鋼材料では珍しい自己潤滑性が出るみたいです。

これってS-MAGICっていう日立の高性能冷間ダイス鋼のことでしょう？この自己潤滑性はコーティング研究者の間にインパクトを与えているとか。

グリーン スチール 最強！！

これですね。凄いですね。

日本鉄鋼協会第164回秋季講演大会
創形創質工学
9月17日9会場
トライボロジー
9:20〜10:20 座長明石透[新日鐵]
181鋼板のホットスタンピングにおける熱伝達特性
横国大 Yokohama National Univ. ○松田大樹, 横国大 Yokohama National Univ. 小豆島明, 横国大
Yokohama National Univ. 田中雄大, 横国大 Yokohama National Univ. 宇田紘助
・・・1035

182クラスターロールにおけるロール表面性状の変化機構
東北大 Tohoku Univ. ○柴田雅俊, 東北大 Tohoku Univ. 藤田文夫・・・1036

183自己潤滑型高強度工具鋼のトライボロジー特性の評価★新型合金設計による自己潤滑性に及ぼす熱処理・表面状
態の影響
日立金属 Hitachi Metals ○久保田邦親, 日立金属 Hitachi Metals 大石勝彦, 日立金属 Hitachi Metals
田村庸
・・・1037

Ｓ20はペントルーフじゃなくて多球形燃焼室です。
スズキもバイクの方では多球形燃焼室の変形と言えるような4バルブヘッドを作ってましたね（ＴＳＣＣってヤツ）。

それを開発している日立金属のことを調べていると、その会社の一つに安来工場と言うのがある。そこには機械の語源と思われているカラクリの語源となった嘉羅久利神社というものがあるようです。今年は古事記1300年の節目の年、山陰旅行にでも行ってみようかな。

62218S4X
二次元も悪くはないんだけど・・・
やっぱ、三次元っしょ
ttp://4w0D6h4g.www.ma3ji.mobi/4w0D6h4g/

無機材料でも新鮮な話題を最近知った。工具鋼のSLD-MAGICは自己潤滑性があるらしい。今は金型用が中心だがもっと広く考えると摺動材料としての将来が期待できると思う。

a1Eb1N69
どーせ今年も出会いなく、年齢＝童貞記録を更新するかと思ってたら…
ま、さ、か、の、確変きましたああああｗｗｗ
tp://055ZC0z1.monju.me/055ZC0z1/