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不正受給 逮捕職員から覚醒剤反応2月19日 15時23分
福岡県中間市の職員らによる生活保護の不正受給事件で、逮捕された市職員の男から覚醒剤の反応が出たことが警察への取材で分かりました。
福岡県中間市の福祉事務所で生活保護の担当をしていた田中道容疑者(40)は、ほかの職員の男など4人と共謀して、生活保護費合わせて100万円余りを不正に受給させた詐欺の疑いで逮捕されました。
調べに対し田中容疑者は、「通常の手続きをしただけだ」と容疑を否認しているということです。
田中容疑者は、先月29日にほかの4人が逮捕される直前に逃亡し、今月3日に佐賀県内のホテルで発見され、逮捕されていましたが、その後の調べで、覚醒剤の反応が出たことが警察への取材で分かりました。
警察は、覚醒剤の反応が出なくなるまで逃げようとしていた疑いがあるとみて調べるとともに、入手経路についても捜査することにしています。
市長“厳正に対処したい”
福岡県中間市の松下俊男市長は「警察からの連絡がない段階なので、事実関係の確認を急ぎたい。現職の市の職員が覚醒剤を乱用していたとすれば市民に対して許されることではなく、厳正に対処したい」と話しています。
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