| ☆超危険!! これはほんま危険・・・ ・債務超過 まず、債務超過(さいむちょうか)とはどういうことか・・・? 債務超過とは、簡単に言うと賃借対照表において負債が資産よりも多いときです。 つまり、株主資本がマイナスになってることです。 これは、かなーりやばいです!! 会社がもし解散して、土地や店などなにもかも売っても、借金しかのこらない・・・っていう状態です。 会社としては、借金に頼らないとやっていけない状態で、いつつぶれてもおかしくない・・・です。 これは会社四季報で株主資本の欄に数値がのってます。 東洋経済新聞社のデータバンクで四季報の数値を見ることが出来ます。 債務超過の会社は安易に投資すべき対象ではないですね・・・ ☆危険! ここで紹介するのも結構危険・・・ ・流動比率 流動比率が100%以下のところはやばいです! っていっても、流動比率を知らない方のために、まず流動比率の説明をします。 流動資産 流動比率(%) = --------- × 100 であらわします。 流動負債 流動資産とは短期間(原則として1年以内)に資金として回収される資産のことです。 流動負債とは短期間(原則として1年以内)に支払い期限の来る負債のことです。 要するに流動比率が100%をきるということは、 流動資産<流動負債 になるということです。 そうなると、短期的に入ってくるお金より、短期的に出て行くお金のほうが多いわけですから 結局、借金をしないとやっていけないということになります。 その結果、余裕のない自転車操業になってしまう可能性が高く、かなり危険です! 流動比率は、200%以上あればかなり健全、150%以上でまあまあという感じらしいです。 でも、業種によってばらばららしいので、同業者と比較すればいいと思います。 でも、どんな業種にしても100%以下というのは・・・ということです。 なお、流動資産と流動負債は会社のHPのIR情報から見ることができるので計算してみましょう! すこしだけ例を紹介。 ・トヨタ 流動比率 = 8848453(百万円)/7597911(百万円) × 100 = 116% (2004年3月期) ・日産 流動比率 = 3766963(百万円)/3124481(百万円) × 100 = 120% (2004年3月期) 意外と低いですね。自動車は、やはり材料費が高いからでしょうか。 ・アシックス商事 流動比率 = 10070471(千円)/3432806(千円) × 100 = 293% (2004年3月期) かなり優秀ですね。 ・イチヤ 流動比率 = 541271(千円)/1182309(千円) × 100 = 46% (2004年7月期) イチヤ頑張れ・・・ ・営業活動によるキャッシュフロー(営業CF) キャッシュフローとは、キャッシュ(お金)フロー(流れ)ということで 現金がじっさいにどう動いているかというのを示します。 で、このキャッシュフローですが 営業活動によるキャッシュフロー、 投資活動によるキャッシュフロー 財務活動によるキャッシュフローの3つがあります。 営業活動によるキャッシュフローとは、実際の取引でお金がどれだけ入ってくるかです。 投資活動によるキャッシュフローとは、設備投資や有価証券の売買で生ずるお金の流れです。 財務活動によるキャッシュフローとは、資金繰り(借入金や社債、株式の発行、自己株式の取得)などでのお金の流れです。 それで、この中で一番大事なのが営業活動によるキャッシュフローです。 なぜなら、これがその会社の商売が儲かってるのか儲かってないのかを示す一番大事な指標だからです! それでは、どんな会社が危ないか・・・というと、 商売でお金が入ってこない、儲かってないというのが危ないわけですから 営業活動によるキャッシュフローがマイナスというのが危ないです。 しかし、年度によって多少上下もありますので、かなり危険!というレベルは 営業CFが何年間も続けてマイナスが続いているというのはかなり危険です! この指標も会社四季報で見れます。 東洋経済新聞社のデータバンクで四季報の数値を見ることが出来ます。 ☆要注意! ここで紹介するのも気をつけた方がいいですね。 ・有利子負債 有利子負債とは、銀行から借りたお金や社債など金利をつけてかえさなければいけないお金です。 有利子負債があったらダメとかいうことじゃないです。 有利子負債が0ならそれはかなりすばらしいですが、会社で有利子負債があるのは普通です。 借金をしたほうが、効率よく儲けられるということもあります。 では、どういう状態が要注意かというと・・・ 有利子負債が売上高に匹敵するまたはそれ以上!という場合は要注意です。 一年間の総売上でも借金をかえせない額というのは、ちょっと借金が多すぎと思われます。 有利子負債と売上高も会社四季報で見れます。 東洋経済新聞社のデータバンクで四季報の数値を見ることが出来ます。 ・株主資本比率 株主資本比率とは、会社の総資産の中での株主資本の割合です。 (株主資本)÷(総資産)×100=(株主資本比率[%]) 株主資本比率が高いということは、会社自身のお金が多いので、長期的な支払い能力があります。 どれくらいになると要注意か・・・というと 一般的には株主資本比率が10%以下になると要注意! と思っていいかなぁと思います。 これ以上やばくなると債務超過におちいる可能性も大きい・・・かな? しかし、10%以上の時でも危ない時はあります。 とりあえず、株主資本比率は低いほどあぶないです。 なお、これも業種によってばらばらですので、同じ業種間で比較するのがいいと思います。 銀行の株主資本比率は一般的に数%とすごい低いです。 なお金融機関だけは違う指標で安全性を見ます。 銀行は「自己資本比率」というので安全性を見ます。 国際業務を行う銀行は8%以上、国内業務を行う銀行は4%以上必要。 証券会社は「自己資本規制比率」というので安全性を見ます。 140%を割ると早期警告水準、120%を割ると業務改善命令、100%を割ると業務停止命令などになります。 損害保険会社は「支払余力比率(ソルベンシー・マージン比率 )」というので安全性を見ます。 200%以上が健全性の目安です。 この3つについて詳しく知りたい方は、Googleか何かで検索してくださいね。山ほどでてきます。 その他、安全性を見るのに格付けなどがあります。 以上の指標を参考にして、できるだけ安全なところに投資した方がいいと思われます! 一度、自分の持ってる株の会社や買おうか検討している会社をじっくり見てみましょう〜。 ただし、優良な会社だからといって必ず儲かるわけではありません。 流動比率が200%以上、有利子負債0、株主資本比率60%だとつぶれる可能性は低いですが だからといって、株価が上がるかといえばそういうわけでもありません・・・ そこが難しいところなんですけどね。 トップページに戻る |