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経済
無線LAN無料…「外国人客650万人」へ大阪観光局を新設、正式決定
2013.2.18 14:43
大阪府の松井一郎知事や大阪市の橋下徹市長、大阪商工会議所の佐藤茂雄会頭らが市内で18日会談し、「平成32年に来阪する外国人旅行者650万人の達成」を掲げた「大阪観光局」の新設を正式に決定した。トップには香港政府観光局の日本地区コンサルタントだった加納国雄氏が就任する。
観光局の事業主体は「大阪観光コンベンション協会」が務め、総事業費は年間7億5千万円。府、市、経済界が2億5千万円ずつ負担する。
観光局長に権限と責任を集中させ、結果責任も明確にする。今後、府、市ともに2月議会に関連条例案が提出され、4月に運営がスタートする。
観光局は外国人旅行者に対するヒアリング調査を行い、事業展開の参考にするほか、外国人旅行者に便利な無料の公衆無線LANの整備や、大阪国際会議場などを利用して大規模な来阪者が見込める国際会議や展示会の誘致強化などを行っていく方針。
橋下徹市長は「伝統と文化に基礎を置きながらも、今までの感覚とは違うとんがったスタイルで、大阪の都市魅力を出していってほしい」と期待を寄せた。
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