韓流ブームの流れから、韓国コスメも大変人気になっていますよね。『美レンジャー』をご覧のみなさんの中にも、愛用している方、気になっている方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
値段もリーズナブルで、効果があると評判の韓国コスメですが、実は危険が隠れているのをご存知でしょうか。今回は、韓国コスメの危険にせまります。
■1:情報が不確か
某韓国コスメメーカーの日焼け止めで、表示SPF値よりも紫外線カット力が低かったという例があります。SPF50だと思ってレジャーに出かけて、「実はSPF30でした」なんて言われてしまったら、最悪ですよね。
他にも、美容によいとされる生物の成分で宣伝していた商品に、そのような成分は配合されていなかったことが判明し、韓国で人気がガタ落ちしている例なども。
日本で取扱いのない韓国コスメの場合、上記のように「実は記載されている美肌成分が入っていなかった」とか、「そのコスメで多くの人が肌トラブルを起こしている」「問題があって回収命令が出ている」などといった情報は入ってきにくいもの。
韓国コスメを買うなら、すぐに正しい情報を得られる、信頼できるメーカーのものを選ぶようにすべきです。そういった意味で、日本の薬事法に適合している、日本で売られている韓国コスメを選ぶのが一番よいでしょう。
■2:配合成分が危険
韓国コスメの中には、発がん性などがあるアスベストやホルムアルデヒドが検出されたものもあります。
また、某韓国コスメメーカーの商品で、問題があり回収命令が出たものがいくつかありますが、その回収率が非常に低く、回収されないまま全て売られてしまったという例もあります。
問題がある商品を、知らずに購入してしまっていたら……。ましてや発がん性があるものが含まれている商品だったとしたら……。恐ろしいですよね。
購入を考える際に、どんな効果があるか口コミなどの情報を集めるのもよいですが、悪い評判についても調べるようにすると、危険を回避できるでしょう。
■3:イメージや宣伝文句にとらわれないで
日本と韓国では薬事法も異なり、配合できる成分や謳える効果も異なります。
「細胞から肌を美しくします」とか、「アンチエイジングに効く成分」などと書かれていると、「こんなに安いのに、日本のコスメより効果がありそう!」と思いがち。
でも、「細胞から肌を美しくします」「アンチエイジングに効く成分」といった表現は、日本では薬事法にひっかかります。中身は日本のコスメの方が優れていたとしても、宣伝文句によって韓国コスメの方がはるかに優れた効果があるように感じてしまうのです。
また、日本よりも薬事法がゆるいため、添加物の心配があります。国内で韓国コスメを買う分には、日本の薬事法に合わせて作られているので、おおよそ危険はないと言えますが、個人輸入したり韓国現地で購入する場合は注意が必要です。
■4:安価なコスメには安価な成分が入っている
韓国コスメ支持者にとって、やはりその価格が魅力の1つでしょう。でも、安価なコスメには安価な成分が入っていると心得るのがよいのではないかと思います。
一概には言えませんが、安価なコスメは美容成分はほんの少ししか入っていないとか、人工で大量生産できる安価な保湿成分を使っている、乳化剤等も安価なものを使っている可能性があるのです。
購入を考える前に、そのメーカーの成分へのこだわりや、原料の情報を調べるようにしてみてください。
いかがでしたか? コスメを「安いから」「効果がありそうだから」「芸能人がすすめていたから」だけで選んでしまうと、思わぬ危険にあうかもしれません。韓国コスメを購入する際には、以上のことを頭に入れて商品選びをしてみてくださいね。
【危険シリーズ】