2012年10月13日土曜日

■俺と仲間とモトローダー

思えば、俺の中学時代は楽しいことがいっぱいあった。

俺は『ファンタジー・ロールプレイング博士』兼『漫画家』として名を馳せていた。

仲間には野球部員と陸上部員が居て
何というか、バリバリの体育会集団の中に居た。

でもみんな仲良かったね。

よくさ、ファミコンで『ゆうじ、なんかおもろいゲームない?』と聞かれると
そこでロックマン2だとかヒットラーの復活とかファイナルファンタジーを貸したりして

「ゆうじの選ぶゲームにハズレは無いなぁ」と言われたものさ。

んで、定期的に俺の家に集まりリビングでアダルトビデオを観るのが楽しみだった。

エロというよりもお祭りだね。

野球部員のひら君がコーラを飲みながら観てて
マ_コにコーラを突っ込むシーンがあって

「きったねぇなぁ!オマエ、コーラ飲まれへんようなったやないけ!」

と言ったのは爆笑した。

そしてみんなでPCエンジンのゲームで遊ぶ
ここはゲーム博士でもある俺はキチンと『みんなで遊べるゲーム』を選んださ。

ダンジョンエクスプローラー(アクションRPG)で5人プレイ
モトローダー(レーシングゲーム)で5人プレイ
遊々人生(いわゆる人生ゲーム)で5人プレイ

とくにモトローダーは超盛り上がりまくり!
相手のクルマを攻撃するアタックアイテムを買うんだが
もちろんトップは持ち主である俺が爆走していた。
「ゆうじを倒せ!」とみんなが狙ってくる。

ジョリーというあだ名のヤツがグレネードを選んで
ゴール間際で俺に向けて放った。

だが俺は華麗に回避しゴールイン!
そして2位だった谷口君にジョリーの放ったグレネードが炸裂

谷口君のクルマはグレネードで大破しビリになった。

「ジ…ジョリー!オマエ!ゆうじを殺るんや!俺をやってどうする!」


いやー、面白かった。
メサイヤのモトローダーは人気があって続編が色々作られたが、
俺は大張正己がデザインした初代モトローダーが今でも一番好きだ。

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