2012年10月20日土曜日

■ネットカフェ店員時代の思い出、ハードコアゲーマーの生態

ほんの少しの間だけだが、掛け持ちのバイトでネットカフェ夜の部の店員をやった事がある。

今にして思えば、貴重な体験だ。

なぜかというと、ヘヴィなゲーマーの生態ってのを生で見れたのだから。



さて、 ヘヴィなゲーマー、ハードコアゲーマーというと何を連想する?
FPS?

まあ、半分正解
『カウンターストライク』がメッチャ流行していた。
だがそれは外国人客の間だけの小さいブームだ。

一番人気があったゲームは
『リネージュ』

意外だろ?
すでにあの当時(2004)にしてリネージュ2が出てグラフィック的にも古いゲームだが。
余談だがリネージュ2はUNREAL TOURNAMENTのゲームエンジンでまんま作られてるから、UNREAL TOURNAMENTエンジンのバグもそのまま引き継いでいる。あまりにもテクスチャなどの情報量が多いと膨大な長さのエラーを吐いて落ちるんだ。

リネージュは歴史が長い
そのリネージュで育てまくったキャラがリネージュ2に移行できないのだから、そりゃリネージュにしがみつくだろう、当たり前だな。今までの戦績がゼロになるゲームなんか誰がやるものか!
だからリネージュ2βテストも余り盛況ではなかった。
とにかくリネージュ、それ一本だったな。

あるハードコアゲーマーの集団は、一列に席を陣取って、もう常時CHAT状態!
吉牛を食いに行く以外は常に店にいてカフェインをガブガブ流し込んでいる(まあカフェインは脳を活性させ、タバコなどと違い中毒性は無いから大丈夫ではある)。
長いやつで、なんと72時間フルプレイ!信じられねぇと思ったぜ。
あっそうそう!俺の店では伝説のゲーマー向け飲料BAWLSを扱ってたぜ!確かにカフェイン強烈だった、味は旨い。
なんでも城の攻防戦があるんで一刻も休むことが出来ないとのことだ。俺はリネージュの事はさっぱ判らんので言及できん。

ハードコアゲーマー5人組は、そりゃもう連日来たさ、大学生だったな。
一晩1000円のナイトパックを申し込んで、お金大丈夫?自宅でマシン組んでインターネット回線引いた方が早くて安上がりじゃね?と思ったんだが、彼曰く

『ネカフェは常に最新スペックのマシンを用意する。そして高速回線、ドリンク飲み放題、仲間と顔を合わせることができる。それらを複合すると、一人で自作PCやってゲームするよりも安く上がって楽しい』

という事なのだ。
なーるほどねぇ…。確かにネットカフェのマシンは常に最新のスペックに更新される。回線も業務用光回線だ。コーヒーもコーラもスプライトも炭酸カフェイン飲料飲み放題だ。ディアブロのBATTLENETのようなクライアント側がキャクター情報を預かるゲームではなく、クラウド・コンピューティングでサーバー側がキャラクター情報を預かるゲームなら、ネットカフェだろうがどこでもプレイできる。

俺の務めていたネットカフェは結構巨大で、
途中で抜け出すのもアリだった。だから近所の吉牛で食事をする人間も居たが、
軽食(パスタ・カレー・チャーハン)もあって、吉牛に行くのもめんどくさい!離れられない!という人間は軽食をオーダーして、食いながらゲームする。

だからもうハードコアゲーマーはガリガリか太りすぎかのどちらかだ。



ホンマ、ゲームは面白いけど、健康管理も考えてな!
でないと、DIABLO3プレイ中とかにポックリ死ぬから!

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