俺が派遣工員として鳥取の今はなき鳥取三洋で働いていた頃、
これがまた2月のクッソ寒い時期で、
派遣会社が用意した<寮>がさ、山のてっぺんらへんの墓地の隣!
いやぁ、最高のロケーションで泣けてくらぁ!
ちなみに、その時の寮の部屋番号が『104号室』だったのでそれが俺の名前の由来と成っている。まあとりあえずそれは置いておくとして、寮は3LDKで、それぞれ3人が個室を与えれた。
んで、隣の人が沖縄の人だったんだ。
もうその人はガンガンエアコンで温度上げて、そして石油ストーブまで炊いているのに
『寒い!死にそうだ!こんな寒いの味わったことがない!(迫真)』と言っていた。
そう、沖縄の人間にとって鳥取の冬は想像を絶する寒さで凍え死にそうな感じだった。
俺はまだコタツで我慢できたけど、もうその人は駄目だった。
あまりにも寒いのでその人は去った。
その際にプレイステーションとかビデオデッキとかを譲ってもらった。
おお!やったね!
ていうか、寮は人の出入りが激しいために、
ゴミ置き場には家財が一式揃っている。
だから俺もゴミ置き場から本棚とかコタツをサルベージした。
まあ、そこはホントに何もなかった。
工場がある、そして1キロもしない範囲に寮がある。
その中間地点に古本市場とホームセンターとコロちゃんコロッケがある。
とりあえず俺は自転車を買った。
でないと、退屈で死にそうだったから。
自転車で小学校の修学旅行以来の鳥取砂丘も行ったし、
山のクッソ田舎まで行った。
ビビったのは、「ごぞんじ!月光仮面くん」という誰もご存知じゃないアニメがあって、それのガチャガチャが本屋にあった事。あれはレアだったと思う。要らんけど。
0 件のコメント:
コメントを投稿