近野滋之・民族主義者の警鐘

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北方領土の島民が語る真実、ロシアの鬼畜行為を忘れてはいけない

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良識ある日本国民の皆様には、私は本ブログ(固有領土問題)にて再三再四、ロシアに不法占拠・実効支配されている、日本の固有領土である「北方領土」について書き記して来ました。

特に、「本日8月9日は「反ロシアデー」、日本固有の北方領土を取り戻そう」との記事は、ご転載下さった方々も多く、北方領土の歴史や、国際法をご説明し、また、大東亜戦争終結間近の昭和20年8月9日に、「日ソ中立不可侵条約」を一方的に破棄して、日本へ侵略をしたソ連の鬼畜行為についてもご紹介を致しました。

ソ連は、日本の領土である満州や、南樺太に上陸し、鬼畜行為の限りを尽くしました。

ソ連の侵略はまさに鬼畜そのものであり、民間人の「大量虐殺」や、強盗同然の「強奪行為」、日本人女子への「集団強姦」、日本人男子へのシベリア抑留による「強制労働」など、多くの日本人が犠牲となり、日本人は悲惨な思いをさせられました。

夫と子供の前で、ソ連兵は日本人女性を集団強姦し、その裸体を切り裂さいて虐殺し、裸の女性の死体を戦車に吊るして侵略をしたのがソ連です。

更に、ソ連は、100万人以上の日本人をシベリアに強制連行し、強制労働をさせ、「シベリア抑留」で50万人以上を大虐殺しました。

本日、9月1日は、大東亜戦争終結により、すでに武装解除をした非武装の日本へ、国際法を無視して侵略を続けていたソ連が、北方領土の「色丹島」を占領した日であります。

私が多くを語るよりも、当時の様子を誰よりも知る、「北方領土の島民が語る真実」をご紹介するべきだと考え、以下にご紹介を致します。

すべてを失った祖父、母の背の娘… 不法占領63年の色丹島 元島民語る 

終戦後半月以上たった昭和20年9月1日、北方領土の色丹(しこたん)島に、当時のソ連軍が突然上陸し、島は占領された。これに前後し、8月28日から9月5日までの9日間に、択捉(えとろふ)島、国後(くなしり)島と歯舞(はぼまい)群島も次々と占領。

北方領土に住んでいた日本人は追放され、63年たった今も、四島の返還は実現していない。63年前に故郷の島で何が起こったのか。元島民の得能宏さん(74)が北海道根室市の自宅で、当時の出来事と故郷への思いを生々しく語った。(加納洋人)

 「父はアメリカが来ると言っていたので、まさかソ連が攻めてくるとは思いもしなかった」

 得能さんは、9月1日のことを、今も忘れることができない。8月15日の終戦から17日後、色丹島の北東、斜古丹(しゃこたん)湾にソ連軍の艦船が入ってきたのだ。

 「朝7時半ごろ、学校に行こうと家を出ると、黒い大きな船が湾に入ってきていた。ソ連の船だとすぐにわかった」
 島は大騒ぎになった。小学4年生だった得能さんは、家から約3キロ離れた学校に急いだ。学校に着くと、同級生らが「どうしたらいいんだ」と騒いでいる。「ソ連軍が来る。騒がないで、先生の言う通りにしなさい」。女性教師が児童らを諭した。

 ソ連の艦船は学校近くの埠頭(ふとう)に接岸し、授業中にソ連兵が教室に現れた。
「拳銃(けんじゅう)を持ったマント姿の将校と兵隊の6、7人が軍用犬を連れて入ってきた。怖くて、子供らは、ただ下を向いているばかりだった」

 上陸したソ連兵は400−600人とされる。村役場や郵便局、捕鯨場(鯨の処理工場)などを次々と占拠。島にいた日本兵は武装解除のうえ、拘束された。数日後、島の特別警備隊長だった得能さんの父親も連行され、以来、数年間、行方が分からなくなった。

 「やがてソ連兵は民家を没収し始めた。追い出された日本人は、知人の家や馬小屋、物置で暮らさねばならなくなった」
 斜古丹湾の突端にあった得能さんの家も翌年春、没収された。「完全な略奪。家族は湾の中ほどにある小さな小屋に移らざるを得なくなった」。

 島を脱出する島民も相次いだ。残った島民は、没収された捕鯨場の保守点検やまき割りなど、さまざまな「下働き」をさせられた。

 7月には、得能さんの祖父、源次郎さんが亡くなった。富山県から明治25年ころ色丹島に渡り、苦労の末にタラやカレイなどの漁場を開拓した。
 「祖父は、一代で築いた漁業基地などすべてを、ソ連軍に取られて失意の中で他界した。野原に木を積んで祖父を火葬にした光景を今も覚えている」

 祖先の墓地が没収されたため、得能さん一族は平成13年8月、自由訪問で島を訪れた際、源次郎さんの墓を新たに建立した。墓の側面には「得能源次郎 79歳 昭和21年7月17日」と刻んだ。
 「苦労に苦労を重ね、すべてを失った祖父の無念さを思うと辛い…」。一生かかって色丹島に土台を築いたものの、家を奪われ、最期を粗末な小屋で迎えなければならなかった祖父。その悔しさに得能さんは思いをはせる。

「日本人は日本に帰す。一週間以内に荷物をまとめろ。ただし、持っていけるのは、手荷物だけだ」
 得能さん一家は昭和22年9月末、ソ連軍から強制送還の命令を受けた。

 10月、ソ連の大型船が迎えに来た。桟橋からはしけで、沖に停泊していた船に向かった。「日本人は、荷物といっしょにモッコと呼ばれる大きな網に入れられ、つり上げられて貨物船の船倉に積まれた」。
 船内は択捉島、国後島で乗せられた日本人で、すでにほぼいっぱいだった。得能さん一家は、母親、姉夫婦とその子供、弟と妹が一緒だった。
 「船には数千人が乗り込んでいた。どこに船が行くのかわからない。『島にまた帰ってこれるのか』。色丹島を離れるとき、そんな思いで、ただ呆然(ぼうぜん)と、島を見つめていたのを覚えている」

 船は日本本土ではなく、ソ連が軍事侵攻した南樺太(現サハリン)に向かった。到着したのは真岡(まおか)(現ホルムスク)。樺太高等女学校に隣接する小学校の収容所に入れられた。
 「女学校に入っている者から順番に日本本土に帰ることができた。それまで順番を待たねばならなかった」

 収容所の生活は厳しいものだった。島を出るとき米などを持ってきたが、やがて炊事するための燃料がなくなった。
 「便所の壁板をはがして炊事用の燃料にするため、トイレが丸見え。若い女性は昼間、トイレをがまんするため、体調を崩す。子供や老人も栄養失調で病気になった。やがて、どんどんと死んでいった」

収容所の食べ物は、黒パンと水のようなスープ、そして、塩ニシンを生のまま食べさせられた。風呂にも入れず、洗濯もできない。米粒みたいに大きなシラミが体中にわいた。

 「女学校に移ってからは、2階に上がり、海ばかり眺めていた。日本の船が入ってきては出てゆく。それは、自分らの順番が近づいていることを意味し、とても励みになった」
 船に乗ることができたのは12月。「家族を含め、乗船した皆が、ただ涙をこぼして喜んでいた」。

 船は北海道函館市の函館桟橋に着いた。しかし、喜びもつかの間だった。姉の2歳になる娘が、姉の背中で死んでいたのだ。
 「昔は、船の中で人が亡くなると、海に流して、水葬するしきたりがあった。しかし、姉はどうしても娘を日本に連れて帰りたかったので、娘が船の中で亡くなったのを母親にも言わなかった。函館の桟橋に着いて初めて娘の死を口にした」

 亡くなったのは貞子さん。今は、得能さん一族が平成13年に色丹島に建立した墓に、得能さんの祖父、源次郎さんの霊とともに眠っている。
 「貞子は日本本土に着く前に亡くなった。貞子のふるさとは色丹島。そんな思いで、一族は貞子を色丹島の墓に帰したんです」

 返還運動を続ける得能さんは今年7月、北海道主催の北方領土墓参事業で色丹島を訪れた。そして、源次郎さんと貞子さんの墓前で祈った。
 「島が一日も早く日本に帰ってくるよう力を貸してください」
(8月30日 産経新聞)

北方領土には、1945年8月15日の時点で、17,291人の日本人が住んでいました。

1945年8月9日、大東亜戦争終結間近のソ連の不法侵略により、北方領土の島民の生活は一変しました。

ソ連による不法占拠後、ソ連軍の厳しい監視の目をくぐって故郷の島々を脱出した人もありましたが、多くの島民は、そのまま抑留され、樺太などで非常に苦しい生活を送り、1947年から1949年にかけて、日本人は引き揚げさせられたため、現在、北方領土には、日本の固有領土でありながら、日本人は一人も住んでおりません。

グルジアを見てもお分かりの通り、ロシアは、帝国主義の復活であります。

日本人は、ロシアの鬼畜行為を忘れてはいけません。

日本人は、固有の領土である北方領土を奪還しなければなりません。

良識ある日本国民の皆様、日本の固有領土である北方領土についてご考慮下さい。

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