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手形取り引きの電子化 本格スタート
2月18日 12時11分

手形取り引きの電子化 本格スタート
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企業どうしの決済に使われる手形の取り引きを、紙ではなく、インターネットでもできるようにするサービス、手形の電子化が18日から本格的に始まり、中小企業などで、決済の利便性の向上につながることが期待されます。

企業どうしの取り引きの際に行われる決済では、紙の証券である手形が多く用いられていますが、インターネット上でも取り引きできるようにするのが手形の電子化です。
この手形の電子化を運用する銀行の業界団体は、18日からサービスを本格的に始めるのに合わせて、記念の式典を開きました。
手形を電子化すると、企業にとっては、紙の手形取り引きに比べて、決済にかかる時間を短縮できたり、印紙代などのコストを削減できたりするほか、手形の紛失や盗難といったリスクを避けられるということです。
さらに電子化された手形を受け取る企業も、紙の手形のときよりも早く現金を手に入れることができるということです。
加盟する銀行が手形の電子化に参加している全国銀行協会の佐藤康博会長は、「新たなサービスが普及することで、企業間の取り引きが一段と活発になり、日本経済が活性化する起爆剤になってほしい」と話しています。

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