まず、シリウス弁護士の準備書面を読んで、
「この人、随分とお金に執着があるなあ・・・
いえ、お金に執着があるというか、お金は大事というのは、別にいいんですよ。
ただ、「原告には消費者金融などから多額の借金」などという事実は、
裁判のどの資料からも、読み取れるものではありませんでしたから、
あれ
良くも悪くも、
弁護士が作成する書面には、それぞれの弁護士の価値観がそのまま出ます。
ということで、アリスは、
シリウス弁護士がアリスに対して持っているであろう印象:
「自分で自分の後始末付けられない、身も心も頭も弱い女」
を覆しておこうと思ったわけです。。
そのため、反論は、そのまま証拠のひとつとしてアリス弁護士さんに採用されましたが、
「めちゃめちゃ固い法律文書」みたいになってます。
法律用語を駆使し、法曹だけが理解できればいい、
そんな作りにしました。
あと、もうひとつ。
当たり前のことですが、弁護士さんは、「一般の人は自分より賢くない」と思いがちです。
なので、シリウス弁護士も「マインドコントロールとは・・・」と
言ってきたんだと思いますが、
アリスが「本を読みました」というときは、数十冊以上、時として百冊を超えます。
大体、図書館にある本はすべて読んでます。
なのでそれに対する反論ももちろん書きましたが、
反論の中で、「専門家は・・・」とおっしゃっるので、
「じゃあ、専門家を呼んであげるわよ」とばかりに、
マインドコントロールの専門家にコンタクトを取りました。
そのマインドコントロールの専門家(心理学者)の方は、
「ザイン」という名前はご存じでした。
そして、アリスに、「ザインの被害、心中お察しいたします。」
というお返事を送ってくださったのです

ネット時代って、いろんなことができるのですよね
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