2013年1月に延期されていた裁判期日が、
地裁で行われました。
アリスは諸事情によりこの日は行けず、
アリス弁護士さんにお任せすることにしましたが、
弁護士さんがきっちり報告してくださいましたので、
和解がどうなったかをお教えしますね。
まず、ここまでのおさらいですが、
裁判所からは、昨年11月から一貫して、
シリウスはアリスたち原告に対し、計●●●万円を支払う
との和解案を提示していました。
それに対しシリウス弁護士は、「会社との調整がついていない」
と言いつつ、前回2012年12月期日を
「急病」で当日、30分前にドタキャンしました。
(関連記事:2012年12月の和解(だったはず)の期日について)
今回の2013年1月期日で、
はじめてシリウス側の見解が示されたようです。
それによりますと・・・
1)まとまった金額を即時に払うのは現状では困難であり、
半年程度の余裕が欲しい。
2)裁判官の和解提示額は、平成21年以後の取引金額で計算されているが、
その金額には原告らの未払い金額が入っているからそれを控除して欲しい。
(シリウス弁護士は、はっきりした金額は言いませんでしたが、
どうも200~300万円くらいあるとの主張のようです。)
の2点を言ってきたそうです。
アリス弁護士さんと裁判官は、
その金額を導くのに平成21年1月1日を基準日にしたのは、
単に和解に向けての方便であり、
それ以前の取引が全て合法を
意味しているわけではない。
その反面として、未払額があるのが事実としても、
「平成21年1月1日以後」というのは和解上のものに過ぎないから、
なかなか被告側の主張をすんなりと受け入れられない、
という話をしてくれたそうです。
そして裁判官は、
和解の円滑な進行を行うため、
被告代理人に対し、
「次回期日は会社の担当者を連れてきて下さい。
私(裁判官)が直接説得します
とまで言ってくれたそうなのです
(思ってたよりいい人だったかも・・・と思った、アリスでした
ただ、あの時小島を召喚しといてくれればもっと話が早かったのに・・・というのもあります。)
すると、シリウス弁護士は、
「実は、担当者は●●●万円で和解することには理解を示している。
むしろ代表者の決裁をもらえずに困っている。」
と内情を明らかにしたそうなのです
えっ、それって、小島(※)がゴネてるってことですかぁ
(※小島というのが、シリウス創始者です。
アリスが民事裁判をするにあたり、商業登記を調べた時は、
小島露観(こじまろかん)の名前で商業登録していました。
しかし、偽名という話もあります。
いつもは、伯壬旭(はくじんきょく)と名乗っており、
数年前は、一時、伯魔壬旭(はくまじんきょく)と名乗っていました。
余談ですが、雑誌BOSSに、伯壬旭の名前で執筆していたこともありますから、
経営者の方はご注意くださいね
ま、ここからは当然の話ながら・・・
裁判官は、
もし判決になると、
さらに多額の支払いをしなければならないこともある
(注:判決上は年5%の遅延損害金(利息)が付加される)し、
仮執行(強制執行)されることも考えられる、
そのことを真剣に考えて欲しい、
とシリウスに強く言うよう、シリウス弁護士に指示したようでした。
シリウス弁護士は、
「なかなか会社側を説得するのは時間がかかるので、あと1ヶ月欲しい」
と言って、
次回和解期日は、1か月ほど後の2013年2月にまた延びました。。
そして、
「次回期日までに、
被告側が金額、そして支払時期をもう一度考えてくるようです」
という、アリス弁護士さんの話なのですが、
どうか一言言わせてください。
金額って、何よ!!!!!
「すぐに金を作れ。金がないとは口が裂けても言うな」
とは、いったい誰のお言葉でしたっけ。。。
そのせいで、どれだけ多くの人を、今まで不幸にしてきたことか。。。
裁判も今まで散々引っ張ってきて、今更「支払時期」ですって?
会員には、今まであれだけ無理をさせてきたくせに。。。
これは
さっさと判決もらって債務名義(さいむめいぎ)(注)とっちゃったほうが、
早いかもしれないわね~、
・・・と思ったアリスです。。
ま、いずれにしろ、経過は引き続きご報告いたしますので、
特に裁判をされる方は、今後のご参考にされてくださいね
(もし強制執行になったら、
元会員さんから「お手伝い希望者」を募ろうかしら。(ボソッ) 元社員さん歓迎
注:債務名義(さいむめいぎ)
強制執行ができるという権利を法律上認めた公の文書のこと。
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