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政治
【新報道2001抄録】小池百合子氏「朝鮮総連地方幹部も渡航制限を」
2013.2.17 20:44
自民党の小池百合子元防衛相、中谷元元防衛庁長官、みんなの党の江田憲司幹事長らが、北朝鮮の核実験などについて議論した。
--中国を巻き込み北朝鮮の暴走を止めるべきだ
小池氏 「中国のメンツをつぶしてでも北朝鮮が核実験をやりたがった背景は、金正恩第1書記がまだ国全体を掌握できていないからだ。食糧事情が厳しく、やらざるを得なかったと思う。日米韓3カ国は制裁を強めていくが、中国がどれぐらいのことを言い出すかが注目だ。PSI(大量破壊兵器拡散防止構想)といった対応ぐらいはとると思う」
--世論調査では対話重視が減り、圧力重視が増えている
中谷氏 「両方やるべきだ。特に経済制裁で一番北朝鮮に効いたのが米国がやったバンコ・デルタ・アジア(BDA)の北朝鮮関連口座凍結だった。中国には北朝鮮の経済権益があるのでそういうところを封鎖することも考えられる」
小池氏 「今回は朝鮮総連(在日本朝鮮人総連合会)幹部の渡航制限を拡大したが、地方の幹部まで含め、400~500人を対象にした方がよい」
--敵基地攻撃能力の検討はどうか
小池氏 「わが国が安全保障上何ができるか、法整備は常にチェックすべきだ」
中谷氏 「北朝鮮はノドンミサイルを何百基も持っている。個々に飛んでくる弾に対処すると、今の防衛予算ぐらいお金がかかる。とてもそれはできないから、敵基地を攻撃できる手段は検討したらいい」
江田氏 「22日の日米首脳会談は本当に大事になった。朝鮮半島の非核化が目標だが、次元が変わってきた。米国と基本認識をすりあわせ、それに基づく金融取引や貨物検査という問題に発展させていくべきだ」
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