おんねゆ温泉 新山の水族館の魅力(5)
2012/07/14掲載(北見市(留辺蘂町)/話題・本紙連載)
露天水槽「北の大地の四季」
厳しい寒さを“宝”に
| 露天水槽「北の大地の四季」 |
泡立つ急流に逆らって懸命に泳ぐ魚。「北の大地の四季」と名づけられた露天の水槽がこの水族館の大きな特徴だ。
水辺には草と樹木が育っている。春に芽吹き、夏はうっそうとした茂みをつくり、秋には紅葉する。冬は雪が積もり川が凍る。ぶ厚い氷の下の僅かな隙間に冬を生き抜く魚達がいる。
寒さと少ない予算は水族館建設には悪条件。「予算がないなら外に水槽を作れば…。そんなことを考えた」と水族館プロデューサーの中村元さんは言う。
「北海道の水族館ならまねできるかもしれないが本州なら冷凍設備に莫大な費用がかかる」と中村さん。厳しい寒さと少ない予算が新水族館の“宝”になった。(粟)