連載 山の水族館の魅力 (1)
2012/07/10掲載(北見市(留辺蘂町)/社会・本紙連載)
イトウ
北見市留辺蘂温根湯温泉に7日、新・山の水族館がオープンした。温泉、地下水、寒さという地域の特徴を生かし、小さくてもほかの水族館にはない特徴がある。その魅力をシリーズで紹介する。
北見市留辺蘂おんねゆ温泉
豊富な地下水で美しい姿を保つ大物達
日本の淡水魚では最大といわれるイトウ。北海道の一部でしか生息が確認されておらず“幻の魚”ともいわれている。今では多くの水族館で飼育展示されているが、山の水族館のイトウは大きく美しいのが魅力。
サケ科の魚は水族館で長年、飼育すると顔が変形するが「1メートルを超えても美しい姿のまま」と、山の水族館をプロデュースした中村元氏は言う。
1メートルを超えるイトウは全国の水族館でも最大級だが、山の水族館では40匹のうち20匹は1メートルを超えており「大物がこれだけの数いるのは全国でもここだけ」と、中村氏。
秘密は水をろ過して循環させるのではなく、清流の源になる地下水をそのまま“かけ流し”ているからだ。 (粟)
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