中国大手検索サイト百度の掲示板に「日本にも貧しい人がいるらしいぞ」というスレッドが立てられた。スレ主の質問に対して、中国人ネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。
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日本厚生労働省が2009年10月に発表したデータによると、日本の貧困率は15．7％に達する。貧困層の定義は、4人家族の世帯収入が2．2万ドル（約205万円）以下とされ、「一億総中流」と言われたことも過去のものとなり、日本の格差は拡大を続けている。
スレ主は、日本人もすべての人が豊かなわけではなく、中国に比べれば貧富の差が小さいだけだと述べ、どの国にも貧しい人はいるものだと主張した。中国のネットユーザーからは、
・「日本の貧困層は普通のものを食べ、普通の家に住み、普通のものを使い、生活が豊かではないだけのこと。でも中国の貧困層は違う。本当に生活していけないし、病気になったら死を待つのみ」・「日本の貧困層は待遇が良い。金持ちのなかには暇でやることがないからホームレスになって遊んでいるとか」・「日本人は簡単に仕事を見つけられる。貧困層は怠惰なだけで、政府の金で生きているだけ」
このように、日本の貧困層と中国の貧困層はレベルが違うという意見が多く寄せられた。
スレ主が紹介した写真には、道端で物を広げて売っている人の写真もあったが、これに対して「日本ではこれもホームレスになるのか？ だったら中国のホームレスは多すぎだ！」という意見があった。中国では路上で違法に物を販売する人が非常に多い。（編集担当：畠山栄）
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