隕石落下時、窓の外に光が見えたため、窓の所に人々が集まったところ、光から約３分後に衝撃波が来てガラスが吹き飛んだ。このため、人々がガラスをかぶることになり、多数のケガ人が出たという。
１７日朝は、手元の温度計で氷点下１５℃まで冷え込んだ。学校や病院などはガラスを優先的に修復しているとみられるが、住宅の窓はまだビニールで覆われているだけで、共用部分は割れたまま放置されている。
一方で、心理ケアが始まっている。１７日は、電話と面会で相談があった。子供が描いた絵からは、隕石の落下が子供の心に恐怖を植えつけたことがわかるという。
落下の瞬間映像は、ドライブレコーダーだけでなく室内の防犯カメラが捉えたものも多数あった。ロシアは犯罪が多く、テロへの警戒もあって、各地で防犯カメラが設置され、荷物検査が行われている。
郊外の湖の近くで見つかった破片は、隕石と特定されていない。今後、研究機関に送られて鑑定されることになる。
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