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人民の感情害すと抗議 「買春」で中国外務省
【北京２９日共同】中国外務省領事局の邱紹芳副局長は２９日、日本人旅行客による買春報道について、日本大使館の隅丸優次公使を同省に呼び「中国人民の感情を傷つける行動で、強い憤りを感じる」と抗議するとともに「日本の旅行者に対し中国の法律を守り、道徳心を強化するよう指導してほしい」と申し入れた。
外交レベルの抗議と申し入れに発展したことで、この問題が日中間の新たなしこりとなりそうだ。
中国側が公式な申し入れにまで踏み込んだのは、日本の東北侵略の発端となった柳条湖事件発生から７２周年の日の前日に起きた「事件」で、反日感情も強まったため、政府としても毅然（きぜん）とした対応が必要との判断があったとみられる。
【共同通信】
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