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'13/2/16

韓国の大学生が介護研修



 安芸高田市八千代町の医療法人八千代会が、韓国・昌原市の慶南大学校社会福祉学科の学生を受け入れ、研修をしている。

 一行は学生、引率教員、通訳の計13人で、13日から22日までの予定。八千代会が運営するお年寄り対象の八千代病院や、有料老人ホームのメリィハウス八千代で、看護や介護の現場を見学している。日本の介護保険の仕組みやケアプラン作りなどの説明もケアマネジャーから聞いた。

 今後、メリィハウス八千代入居者と交流するフロア実習や、八千代病院の医師、栄養士、介護士たちが連携して患者に対応するチーム医療の現場の見学も予定する。

 同大学校3年朴希彬(パク・ヒビン)さん(21)は「韓国でも高齢者問題が深刻で施設が不足している。日本の進んだ老人医療や介護のシステムを学びたい」と話していた。

 八千代会による同大学校の研修受け入れは昨年8月に続き2回目。

【写真説明】介護士(右端)の業務を見学する学生




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