卵子と精子の老化
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出産の高齢化で「卵子の老化」が注目されていますが、精子も老化します。精子と卵子は元来同じ細胞で、私たちが生まれる前の胎児の時に、精子のもとになる「精祖細胞」と卵子のもとになる「卵祖細胞」に変化します。これが成熟した精子や卵子になるために、減数分裂します。人間の細胞は、2本で一組の染色体が46本あります。減数分裂で、これを半分の23本に減しますが、精子と卵子が受精した時に再び46本に戻ります。卵子の減数分裂は胎児の時に始まり、いったん休止して思春期以降に再開します。卵子の年齢は女性の年齢とほぼ同じです。卵子が老化すると減数分裂がうまく行かず、本来2本一組の染色体が1本や3本になる確率が高まり、流産やダウン症などの原因になります。ダウン症の確率は、母親が35歳で0・3%、40歳で1%程度です。
精子が作られ始めるのは、思春期を迎えてからです。精祖細胞が盛んに分裂を繰り返し、減数分裂を経て70日ほどで精子になります。精子でも減数分裂の不具合は起きますが、年齢による明らかな影響は見られないとされていましたが、最近の研究では、父親の年齢が高い子どもほど、染色体を構成するDNA配列の変異が起きやすいことがわかりました。父親の年齢が高いほど子どもの自閉症や統合失調症が増え、小児がんや1型糖尿病などのリスクが高まるとの報告もあります。しかし、男性も女性も、高齢で異常の確率が高まるとは言え、大部分の子どもは健康に生まれてきます。 http://localchubu.blogmura.com/imizu/ にほんブログ村射水情報
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