よく、電話口で「引越しの料金はだいたいいくらか」と訪ねてくる方がいますが、ちょっと待ってください。
「一人暮らしで、部屋の間取りがワンルーム」くらいシンプルな荷物量でないと、電話の聞き取りだけで引っ越しの料金を見積もるのは難しいです。
引っ越しの訪問見積もりに対して面倒なイメージを持つ方も少なくないようですが、訪問見積もりは引っ越し業者がお客様に対して提供する、とても便利な無料のサービスなのです。
訪問見積もりは、基本的に無料です
引っ越しの訪問見積もりは無料です。
引っ越しの訪問見積りを有料にしている引っ越し業者を聞いたことがありません。
無料でわざわざ出向いてきてくれて、引っ越しの料金を見積りしてくれます。
無料どころか「見積りの記念品です」とお米をくれる引っ越し業者もあります。
また、あくまでも見積りですから、来てもらったからといって、必ず引っ越しを依頼しないといけないわけではありません。
いつでも断ってよいのです。
あまり身構えず「引っ越し業者の営業マンに引っ越しのことを相談する」くらいの心構えで見積もりを依頼しましょう。
引っ越しの訪問見積もりは、実は時間の短縮になります
実は、電話見積りよりも、初めから訪問見積りを依頼したほうが時間と労力の節約になります。
もし、訪問見積りという引っ越し業者の無料のサービスがなかったら。
あなたは引っ越し業者に電話をかけて、家の中を見回しながら、家の中にある全ての物と、その寸法を電話口で言わなければなりません。
一つとして漏れは許されません。
一つもです。
もし、電話口で何かを言い忘れていれば、言い忘れた物は引っ越しの見積りに含まれませんから、引越しの当日、運んでもらえません。
その上、引っ越しの見積りを取る引っ越し業者の数だけ、同じことを電話口で言わなければなりません。
全ての引っ越し業者に電話で見積りを依頼するのには、おそらくかなりの時間がかかり、途中であなたの耳は腫れ上がるほど痛くなるでしょう。
これに対して引っ越し業者の訪問見積りを利用すると、あなたが電話口で言わなければならないことは、名前と住所と電話番号だけになるのです。
(引越し見積り選べるドットコムを利用すると、この手間もなくなります)
訪問見積り当日もこれといって言わなければならないことはありません。
引っ越し業者の営業マンに聞かれたことを答えればいいだけです。
引っ越し業者が無料で来てくれて、実際の荷物を見ながら見積りをしてくれるというのは、とてもありがたいサービスなのです。
なんとなく蔓延している「引っ越しの訪問見積もりに対しての面倒なイメージ」は、無料でサービスを提供してくれている引っ越し業者側からしてみれば、実に残念な話なのです。
なにせ、見積りに行けば必ず仕事がもらえる訳ではないのですから、本当に本当にただの無料サービスに終わるのです。
引っ越しの訪問見積りの流れ
訪問見積りから実際に引っ越しするまでの流れです。
引っ越し業者に訪問見積りを依頼する
引っ越し業者の営業マンが自宅を訪問して荷物を見ながら見積り、その場で見積もり金額を提示
各社の見積りが出揃う
それぞれの引越しの見積りを金額以外の条件も加味しながら比較検討
それぞれの引っ越し業者に回答を連絡
サービスを依頼した引っ越し業者がダンボールを届けてくれる
届いたダンボールで荷造り
引っ越し当日
引っ越しの訪問見積りでダンボールをゲット
引っ越しの訪問見積りに来た引っ越し業者の営業マンは、あなたの荷物を荷造りするのに必要なダンボールの枚数も教えてくれます。
これは素人の「だいたいこれくらいあれば足りるだろう」とかの憶測と違って、経験と知識を元に計算されていて、かなり正確にダンボールの必要枚数を割り出します。
また、この時、多くの引っ越し業者が、あなたの荷造りに必要なダンボールを無料で提供してくれます。
この「ダンボールが無料」になるのも、訪問見積りをしたユーザーだけの特典です。
電話見積りだと、引っ越し当日まで引っ越し業者がお宅に伺うことはありません。
「ダンボールは、そちらで用意してください」ということがほとんどです。
電話見積りだと、引っ越し業者が実際に荷物を見たわけではないので、ダンボールの必要枚数も、引っ越し業者側では決められません。
引っ越しを依頼する側が自分で用意したダンボールに荷物をまとめた上で、「冷蔵庫と洗濯機とテレビとダンボールが12個あります、いくらですか?」という見積もり方になります。
更に、引っ越し業者の営業マンからしてみれば、「一度、お宅に伺ったことのある大切なお客」と「電話だけで済ませた、いまいち信用できない客」では扱いが異なります。
この印象は引っ越し当日まで続きます。
訪問見積もりでどんな引っ越し業者かを見極める
引っ越しをするなら、訪問見積りをした方がいいことを見てきましたが、この訪問見積もりは引っ越し当日の作業内容にも大きく影響してきます。
詳しくはこちらからどうぞ→引越し業者決定のコツ