□こんな人にお奨め
・中学英文法はしっかり理解している人
・覚えた英文法を英作文へ応用したい人
・英作文対策を全くしていない人
・志望校に自由英作文が出る人
□自由英作文の論理展開
まず、この大矢英作文講義の実況中継の中でも最高の部分は間違いなくPART3の自由英作文編だ。具体的な方法が書いてあり、どのように自由英作文を書けばよいのかすぐに分かる。一通りやるだけで模試の点数が倍増すること間違いなしと断言できるほどだ。
たくさんの例が載せられているが、一つの場面にひとつだけでいいので、自分が完璧に使える表現を身につけるべきだ。以下で、自由英作文必勝法を説明しよう。
①冒頭 In my opinion,・・・・
結論
②展開 It is true・・・
結論に反論・・・However・・・・
反論を退ける理由、例など
③結論 So it is obvious that・・・・
結論をもう一度
これが自由英作文の基本的かつ最も大事な構成方法だ。
早稲田の国際教養学部に合格したときも、この展開でほぼ満点を取れたと思う。一見、バカのひとつ覚えのような単純な構造で嫌な感じだが、実際はこれを貫かないと話にならない。
日本人が普通に考えて文を作ると、必ず渦巻きのような論理展開になってしまう。というか、日本語自体、そのような構成になるようにできている。一方、逆に英語は直線的な論理展開になる。英語と日本語の文章では、文字だけでなく、構成自体も全く違うものになるのだ。
そのため、英語を書くときに日本語と同様に考えて書いてしまうと、日本語的にはすばらしい文であっても、英語を専攻している採点官が見ると、まとまりのある英語には見えず、かなり減点される場合もあるのだ。短文はもちろん、かなりの長文を書く際にも、あれもこれもと考えて論点をずらすのではなく、単純でもいいから必ず直線的な論理展開になるよう意識する必要がある。
だが、英語と日本語が違うことは分かっても、実際にどのように書けばよいか分からなくてはどうしようもない。そこで、この「大矢英作文講義の実況中継」を使い、即実践で応用できる形の自由英作文構成法を身につけ、実際の試験での得点力をあげるのだ。
□具体的勉強法
PART1は、例題を一回といた後に練習問題を解いていく。一通り終わったら、例題の解答は暗記していく。ただし、暗記といっても丸覚えではない。問題を見てから、考えて全く同じ文を作り出せる段階にすることを意味する。これができた問題には○をかいておいてしばらくはやらない。模試前に○がついてないのを中心に全部チェック。これを繰り返し、○が三回くらいついたら◎をつけて二度とやらない。全部◎になるまでやりきる。終わったら、本番一ヶ月前まで封印!
PART2は普通に読んでいるだけでは、正直そんなに役に立たない。確かに納得はするし、非常に興味深い内容だが、いかんせん覚えにくく、実践に応用するのが難しい。でてくる度に参照する程度で十分だろう。
何度も繰り返すことになるが、PART3は本当に得点力がある。最悪、試験一週間前でも効果は十分。ここでは、理解した論理展開を実際に使えるように「自分なりの用法」を確立していく。例えば、譲歩を表す場合、「It is true...」でも「You may say that...」でもどちらでもかまわない。ひとつでいいから完璧に書ける表現を作るのだ。
・難易度
・問題
・内容
・到達点
・実況中継に載ってることはハイパートレーニングに全部載ってるのか?
などです
よろしくお願いします