■負担少ない動き 体内から温かく
家の中での体操や服装の工夫でも体を温かく保つことができる。
全国冷え症研究所(事務局=東京・墨田)の山口勝利所長がすすめるのは、おなかや背中をゆっくりひねる運動(左図参照)。「体の中心から温かくなれる。筋肉や関節への負担が少ない動きなので、ケガをする可能性も低い」(山口所長)
服装は「頭寒足熱」というように、足元を温めると寒さを感じにくい。「靴下は厚手でウール100%、スリッパはフェルトタイプ」(阿部絢子さん)といった素材にもこだわって防寒用品を選ぶとよい。寒さを感じやすい人は「血流が多い首回りにマフラーやストール、タオルを家で巻くと効果的」と山口所長はアドバイスする。
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表の見方 数字は選者の評価を点数化。節電、手軽さの欄に書かれた記号は高い評価の順に◎、○、△とした。
調査の方法 日経生活モニターのアンケート結果や専門家の意見から、家庭でできる防寒対策26種類を選出。節電効果や防寒効果、手軽さなどの観点で専門家に順位をつけてもらい、ランキングにした。選者は次の通り(敬称略、五十音順)
阿部絢子(生活研究家)▽河野真希(一人暮らしアドバイザー)▽菊井順一(地球温暖化防止全国ネット専務理事)▽来海素存(神戸女子大学専任講師)▽高田泰幸(札幌市環境都市推進部)▽辰巳渚(「家事塾」代表)▽戸井田園子(家電コーディネーター)▽永田志津子(札幌国際大学教授)▽矢野きくの(家事・節約アドバイザー)▽山川文子(消費生活アドバイザー)▽和田由貴(節約アドバイザー)
地域の特産品を具にするなど、郷土色が豊かな「ご当地レトルトカレー」が人気を呼んでいる。定評のあるカレーを専門家に試食してもらい、ランキングした。
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