ゲスト:DAIGOさん(ミュージシャン)、宮崎美子さん(女優)
旅の案内人:吉田一貴アナウンサー(京都局)
DAIGOさんが、京都通もうなる、知られざる京都の魅力を訪ねました。
世界遺産清水寺では、清水の舞台下に潜入。見たこともないダイナミックな景色を堪能しました。また、京都の冬の味覚、「寒すずめ」や「かぶら蒸し」も頂き、京都に暮らす人々の“暮らし”も垣間(かいま)見ることが出来ました。さらに、今人気急上昇中の、着物文化から生まれた若者ファッション、いわゆる「京都ファッション」に京の雅(みやび)を感じ、グラフィックデザイナーの井上由季子さんとともに京都のすてきな“包み紙”を巡りました。
<撮影日>
2013年1月23日(水)~1月25日(金)
1.舞台裏の技
2.色鮮やか 包み紙
3.京都ファッション
4.冬の味覚すずめ
5.絶品!かぶら蒸し
世界遺産清水寺。平成20年から11年の歳月をかけて創建以来の大修復プロジェクトが行われています。清水の舞台で知られる本堂も、今年から修復が始まります。柱の傷んだ部分を取り替えたり、地盤を強固にしたり、檜皮葺(ひわだぶき)の屋根を3年がかりで葺(ふ)き替えたりする予定です。残念ながら、舞台の下は、一般の方は潜ることは出来ませんが、舞台下の参拝道を通ると、舞台の木組みのダイナミックさを体感することが出来ます。数百年先の未来へ貴重な文化遺産を継いでいく修復プロジェクトです。
住所:京都市東山区清水1丁目
ホームページ:http://www.kiyomizudera.or.jp/
電話:075-551-1234
京都在住のグラフィックデザイナー井上由季子さんは、京都の包み紙に魅せられて本まで出しました。
包み紙には、物を贈る心を大切にする人々の思いが込められているといいます。井上さんに案内して頂き、京都の老舗和菓子店の包み紙を探訪。さらには、京都の包み紙からスタートした井上さんの最近の取り組み「切り紙」のギャラリーを訪ねました。
卵ぼうろや青い花の包み紙のあるお店です。
住所:京都市中京区六角通高倉東入ル南側掘之上町120
電話:075-221-3311
京都名所の包み紙のあるお店です。
住所:京都市東山区祇園町北側344-6(四条花見小路東入一筋目北)
電話:075-561-2133
「モーネ工房」
住所:〒602-8142 京都市上京区堀川通丸太町下ル下堀川町154-1
電話・ファックス:075-821-3477
ホームページ:http://www.maane-moon.com/galleri/index.html
なお、井上さん主催の「切り紙」の展示は、2013年2月9日(土)~23日(土)まで上記ギャラリーにて行われます。
また、井上さんの京都の包み紙に関する著作は、「京都を包む紙」(著者:井上由季子 発行:アノニマスタジオ 電話:03-6699-1064)です。
京都の着物の技を生かした京都ファッションが今人気を集めています。裾(すそ)をロールアップすると、友禅染めの桜が現れるジーンズ、帯締めに使われる京くみひもを使ったネックレス、黒紋付の黒の染めの技術を生かしたブラックジーンズなど、京都ならではのファッションが生まれています。
裾をロールアップすると桜が現れるデニム
住所:〒600-8208 京都市下京区小稲荷町79-3
電話:075-352-1053
ホームページ:http://homay.jp/showroom/
明治時代の帯の図柄を現代風に配色し、作ったバッグや小物のお店
住所:〒604-8004 京都市中京区三条通河原町東入ル中島町83 はせ川ビル1F
電話・ファックス:075-211-7388
ホームページ:http://seisuke88.com/index.html
「お召」の生地で作ったバッグや小物を販売しているお店
住所:〒602-8494 京都市上京区上七軒701
電話:075-467-8778
京都ファッションのセレクトショップ
住所:京都市中京区麩屋町蛸薬師下る 梅屋町 496-1 la moda1階
電話:075-744-0200
ホームページ:http://futendou.ne
ブラックジーンズの会社
「株式会社 京都紋付」
住所:〒604-8823 京都市中京区壬生松原町51-1
電話:075-315-2961(アパレル事業部まで)
ホームページ:http://www.kmontsuki.co.jp/
京都を代表する神社、伏見稲荷大社の参道には、ちょっと変わった冬の味覚があります。すずめです。
伏見稲荷は五穀豊じょうをお祈りする神様ですが、起源は“五穀を食い荒らすすずめを食してしまおう”という所からだそうです。
住所:京都市伏見区深草開土町2
電話:075-641-3696
※すずめ猟師さん宮本さんについては、個人情報をお伝えすることが出来ません。ご了承下さい。
甘くてきめが細かい「聖護院かぶ」は、京都の伝統的な冬野菜です。聖護院かぶは、千枚漬けの材料としてもよく知られています。この「聖護院かぶ」を使って作る「かぶら蒸し」は、料亭の懐石の一品として出てくるようなお料理ですが、京野菜農家の森田家で、お手軽に作った「かぶら蒸し」を頂きました。味はまさに絶品。身も心も温まる「かぶら蒸し」。寒い京都の冬ならではのお料理です。
住所:〒603-8043 京都市北区上賀茂池端町25
電話:075-791-4880
森田さんの所の京野菜は、下記ホームページからも購入することが出来ます。
ホームページ:http://www15.plala.or.jp/puremorita/
<材料・4人分>
・聖護院かぶ・・・700グラム(※ない場合は、普通のかぶでも可)
・かぶの葉・・・少し(細かく刻む)
・ユリ根・・・半株(酢水でゆがく)→苦みが取れる
・みつ葉・・・一束(ざく切りにする)
・むきえび・・・中~大4尾(一口大に切る)
・生しいたけ・・・4枚(千切りにする)
・タイの刺身・・・8枚(他の白身魚なら2切れ→皮と骨は取り除く)
・うどんつゆ・・・大さじ6(下味用)+280cc(あん用)
・卵白・・・1個分(蒸し器に入れる直前にメレンゲにして混ぜる)
・練りワサビ
<下準備>
小さめの茶わんにラップをしいておく。
<作り方>