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逮捕の男、携帯に猫の写真や事件記事を保存
他人のパソコンを遠隔操作し、インターネットに殺人予告を書き込んだとして、IT関連会社社員・片山祐輔容疑者(30)が威力業務妨害の疑いで逮捕された事件で、片山容疑者の携帯電話には、記憶媒体がつけられた猫の写真や、事件に関するニュースが一時保存されていたことがわかった。
片山容疑者は、去年8月、愛知県の会社のパソコンを遠隔操作し、インターネットの掲示板に殺人予告を書き込み、イベントを妨害した疑いが持たれている。警視庁などの調べに対し、片山容疑者は「全く事実ではありません」と容疑を否認している。
4人が誤認逮捕された遠隔操作ウイルス事件をめぐっては、真犯人を名乗る人物から、先月5日、報道機関などにメールが送られていた。警視庁などが調べたところ、メールの内容通り、神奈川・江の島で、猫の首輪から遠隔操作ウイルスに関するデータが入った記憶媒体が見つかった。防犯カメラの解析などから片山容疑者が猫に首輪をつけたと特定した。
その後の調べで、片山容疑者の携帯電話に、この猫の写真が一時保存されていたことがわかった。また、携帯電話には、遠隔操作ウイルス事件に関するニュースも保存されていたという。
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