トップ |行政・社会 |事件・事故 |経済・農業 |まちの話題 | ||
六角川上流でイルカ騒ぎ スナメリ?【動画】 | ||
杵島郡北方町医王寺から志久にかけての六角川上流で、「イルカのような生き物が泳いでいる」と話題になっている。目撃者が撮影した動画を見た県立宇宙科学館(武雄市)の学芸員は「イルカの仲間のスナメリの可能性が高い」と話している。 六角川河口ぜきから約25キロの医王寺付近で川の掘削工事をしている男性(37)は12日から毎日のように目撃。昼過ぎに、体長1メートルぐらいのイルカのようなものが、ぐるぐる川の中央付近を泳いでいたという。「有明海で見たことはあるけど、こんな上流で見たのは初めて」と驚いた様子。 別の作業員(38)も「大潮で潮が引くときに上流に向かって泳いでいた。ジャンプしては潜り、同じ所を行ったり来たりして、魚を追いかけているような感じだった」と話した。 宇宙科学館の伊藤辰徳学芸員(自然史)は「背びれがついてないのでスナメリの可能性が高い」と推察。スナメリはネズミイルカ科のほ乳類で、地方名は「ナミノウオ」などと呼ばれる。「もともと有明海にはいるので、迷い込んできたのでは。河口にはいるが、川で見るのは初めて」と話している。 |
||
2013年02月16日更新 |