第2ラウンドを終え、通算2オーバーの70位でぎりぎりの予選通過を果たした石川遼=リビエラCC(共同)
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◇ノーザントラストOP<第2R>
▽15日、米カリフォルニア州パシフィックパリセーズ・リビエラCC(7349ヤード、パー71)▽晴れ、気温24度、弱風▽賞金総額660万ドル、優勝118万8000ドル▽138選手
【パシフィックパリセーズ(米カリフォルニア州)テッド・ムース】石川遼(21)が今季4戦目で初の予選通過を決めた。48位から出て2バーディー、4ボギーの73。ホールアウト時点では71位だったが、最終組の選手がダブルボギーをたたき、予選通過ラインの70位タイへ浮上。ギリギリで決勝ラウンドに進んだ。だが、ふがいない内容に無言で会場を後にした。2011年の日本ツアー賞金王、ベ・サンムン(韓国)が通算9アンダーで首位に並んだ。
悔しさと落胆がありありだった。最終18番。約1メートルのパーパットはカップにけられ、通算2オーバーでホールアウト。カメラを避け、報道陣も横目に石川は無言で駐車場へ。縁石に座り込み、遠くを見詰めること30分。最終組の選手がダブルボギーをたたき、70位タイに浮上したが、喜べるはずもない。そのまま無言で会場を後にした。
グリーンで苦しんだ。2番、11番と1メートル以内を外し、12番でも60センチをミスした。ラウンド中は無表情を貫いたが、試合後は険しい顔。4戦連続予選落ちは免れたものの、目指す優勝争いとは遠く離れている現実にいらだちを隠せなかった。
試合後はマネジャーを通じて「ショットの調子は手応えがあったが、11番の3パットで流れを断ち切ってしまい、悔いの残るラウンドだった」とコメントを出した。だが、どんな時でも報道陣に応じてきた石川が会場で対応しなかったのは初。苦戦続きに笑顔が消えているが、うなだれてばかりもいられない。
「なんとか残れたので、一つでも上位に行けるよう頑張りたい」。内容はともかく、予選落ち続きだった前の3試合からは一歩進んだ。今季初の決勝ラウンドで、心新たに巻き返す。
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