「漁業者了解なしでは汚染水排出しない」東
いわき市議会の東日本大震災復興特別委員会は15日、市役所で開かれ、東京電力の小森明生常務執行役原子力・立地本部副本部長兼福島第一安定化センター所長らに東京電力福島第一原発事故の状況などをただした。
海洋への汚染水排出について、東電側は「漁業関係者の了解なしでは実施しない」との考えを示した。
小森常務は汚染水の問題について、増水の原因となる原子炉建屋への地下水流入量の低減、汚染水処理設備や貯留タンクの増強などの対策を挙げ、「技術的にあらゆる手だてを講じる」と述べた。
議員からは「汚染水が排出されれば漁業の復興が止まってしまう。
循環の中で汚染水を管理してほしい」などの要望が出た。
2013年02月16日 09時26分 配信
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