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2012年1月4日3時3分

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お達者、黄金のイトウ 北海道の男性、飼育10年以上

【動画】黄金のイトウ、元気に12年/小樽の高校教師が飼育

写真:他のイトウと一緒に元気に泳ぐ黄金色のイトウ=北海道小樽市、杉本康弘撮影拡大他のイトウと一緒に元気に泳ぐ黄金色のイトウ=北海道小樽市、杉本康弘撮影

 体全体が黄金色に輝くイトウが北海道小樽市桜5丁目、高校講師平野井篤さん(75)方にいる。飼い始めて10年以上の雄。アルビノと呼ばれる突然変異の白変種だ。

 大型の淡水魚のイトウは、環境省のレッドリストで、近い将来における野生での絶滅の危険性が高い「絶滅危惧1B類」に指定されている。平野井さん方のイトウは体長約80センチ、約6キロ。目が赤く、体全体が黄金色だ。

 平野井さんは教材用に北海道大学七飯淡水実験所からイトウを譲り受けたことがある縁で、実験所が約800匹のアルビノを繁殖させた翌年の2000年、3匹の飼育を引き受けた。2匹は数年で死んだが、1匹は元気に泳ぎ続けている。

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