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派閥圧力? で昼食会の参加者が激減した進次郎氏だが、内心は余裕(夕刊フジ)

進次郎“派閥”激減のワケ 定例昼食会80→30人 出る杭は打たれる?- 夕刊フジ(2013年2月16日17時12分)

 自民党の小泉進次郎青年局長率いる青年局の定例昼食会が15日、党本部で行われた。初回の今月1日には80人が参加したが、15日の出席者は30人で50人も激減した。進次郎氏は、同じ時間帯に党本部で安倍晋三首相の講演がセットされていたことを理由に挙げて余裕の表情だが、党内では“進次●(=郎の旧字体)派”に対する派閥や党本部の締め付けを指摘する向きもある。「出るくいは打たれる」のが永田町の常だが…。

 進次郎氏は会合後、出席人数が少なかったことについて「派閥の締め付けが強いから減ったのか」と報道陣に問われ、「どうせ、そういう筋で書きたいんでしょ。最後は参加者がゼロになって小泉1人って感じですか」と切り返した。

 そのうえで、「今日、(同じ時間帯に)首相が憲法改正推進本部で話をされるから、当たり前じゃないですか。私もそちらを優先するべきだと思うから、(今日は)20分で中締めをした」と理由を述べた。

 憲法改正推進本部の会合は青年局と同じ正午から始まり、20分後に安倍首相の講演が始まる日程だった。

 ただ、若手議員の間では「わざわざ時間をぶつけてきたのでは」とうがった見方もある。というのも、もともと憲法改正推進本部のこの日の会合は「『日本国憲法改正草案』(平成24年4月27日決定)について」という議題だった。しかし、直前の14日になって「第46回衆議院総選挙にて初当選の議員を主な対象者とした勉強会」に変更され、案内が党本部から各議員に送られたのだ。

 青年局は45歳以下の衆院1-3回生と参院1、2回生を中心に構成されており、衆院初当選議員の割合が高い。それだけに、ある若手議員は「青年局の昼食会ではなく、こちらに出ろという圧力を感じた」と話した。

 このところ、進次郎氏への注目は高まるばかり。1日の昼食会は人数が多いため「進次郎派結成か」と騒がれた。11日には、地方議員らも交えて150人で東日本大震災の被災地を訪問した。

 進次郎氏は15日、「誰も出席しなくなって、そのときに、とうとうゼロになったと書いてください」と語ったが、とてもそんなことにはなりそうもない。

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