寒い日がつづくとあったかいコーヒーが飲みたくなりますが、まさかその温度でスマホを充電しようと考えた人は世界にどれだけいるでしょう?こんなスゴイ充電器が米国で開発されており、実際飲み物の温度を利用して発電するコースター型の充器「Epiphany onE Puck」(開発中)が話題になっているのでご紹介します。
■コースター型充電器の仕組み
Epiphany onE Puck は、温度の上昇/下降によって生じるガスの体積変化から動力を得る「スターリングエンジン」の原理を応用したデバイスです。簡単説明すると空気はあっためると膨張し、冷やすと収縮します。これをピストン運動に利用する原理が「スターリングエンジン」です。
それを利用しコースター上にホットまたはコールドドリンクを置くことで発電するという仕組み。飲み物が熱ければ熱いほど、または冷たければ冷たいほど、発電量は多くなり、より高速な充電が可能になるという。
表裏で赤色と青色のコースターになっており、熱い飲み物は赤、冷たい飲み物であれば青で使用します。
Epiphany onE Puck が商業的に成功した場合、開発会社は一般的な家庭の電力をまかなえる規模の巨大スターリングエンジンの開発を目指すと述べているそうです。
これが実現すれば、現在は電力が供給されていない地域の人々も、電気のある暮らしが送れるようになるとしていて未来型のエコエネルギーに注目が集まっています。
出荷は2014年の5月を予定。iPhone/iPad および Android 端末に対応予定。
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