正月早々の1月2日に、静岡県沼津市で人身事故を起こした元フジテレビのフリーアナウンサー千野(本名・横手)志麻(35)が12日、自動車運転過失致死容疑で静岡県警沼津署に書類送検された。千野に重大な過失がなかったこともあり、予想通り逮捕は免れたが、今後フリーアナとしての活動に大きく影響するのは必至。かつての人気アナは事故を背負い、復帰できるのか。
千野アナは沼津市の実家に帰省中、事故を起こした。書類送検容疑は、ビジネスホテルの駐車場で歩行中の看護師の男性(38)を乗用車ではね、胸をタイヤで踏むなどして死亡させた疑い。事件当時、車には千野アナの夫や子供も同乗していた。千野アナは、ラジオのレギュラー番組を降板。フリーアナとしての仕事は実質的に休業状態となった。
「千野さんは事故後、すぐ公式HPに謝罪文を掲載しましたが、これまで会見は開いていません。ただ、遺族の感情を考慮すれば、簡単に会見など開けるわけがない。補償は保険から支払われるでしょうが、現時点では、遺族への謝罪以外は沈黙を守るしかない状況。仕事復帰など考える余裕もないでしょうね」(ワイドショー関係者)
とはいえ、これまで死亡事故を起こした有名人が仕事復帰した例がないわけではない。ある芸能プロ関係者は被害者の状況や過失の割合が1つのポイントだと指摘する。
「要は世間がどう判断するか。過去には大竹まことも死亡事故を起こしているが、相手が2人乗りのバイクで、大竹に重大な過失がなかったこともあり、その後すぐに仕事復帰できた。だが、相手が歩行者だったり、過失が大きいとかなり難しいでしょうね」
俳優の根津甚八(65)は2004年に自転車の男性をはね、その後は自身の病気の影響もあり、表舞台を去ることに。また、11年に脇見運転で歩行中の女性を死亡させた歌手の速水けんたろう(51)は、遺族側から復帰を望む声が出たこともあり、現在はチャリティー活動をしながら芸能活動を行っている。
では千野の場合はどうなるのか。「相手が歩行者だが、過失が大きいわけではない。遺族が許せば一応再開できないこともないだろうが、彼女の場合はキャラクターの問題がある」と前出の芸能プロ関係者は語る。
地元の中高一貫校から聖心女子大に進んだ千野アナは00年、フジテレビに入社し、すぐに深夜番組「チノパン」司会に抜てきされるなど活躍した。退社後の06年には外資系証券会社勤務の男性と結婚。2男1女の子宝にも恵まれ、端から見れば順風満帆すぎる人生だった。
「これまで何の不自由もなく生きてきたセレブだけに、やっかみを買ってしまい、余計に世間の目は冷たい。仕事をしなくても夫は高給取り。酷な言い方をすれば、離婚して生活費を稼ぐために仕事しなくてはいけない、ぐらいの状況にならないと世間は受け入れてくれない」(前同)
別のテレビ局関係者も「かわいそうですが、そもそもアナウンサー時代に社会派だったわけでもないし、庶民感覚があるわけでもない。正直、大きなマイナスを補うだけの材料があるとは思えない。芸能界を離れ、ひそかにセレブ妻として生活するしかないのでは」と厳しい目を向ける。
大きな十字架を背負い、しばらくはひっそりと暮らすしかなさそうだ。
現在 ホールを席巻中の「ぱちんこCR北斗の拳5 覇者」。 16R大当たりの出玉“2400”発という破壊力を体感するために、台の情報を伝承せよ!©武論尊・原哲夫/NSP 1983,版権許諾証YAK-105 ©Sammy
「本屋大賞」「CDショップ大賞」などプロが選ぶ賞が注目を浴びる中、アイドルDVDにもついに賞が誕生。アイドルDVDのプロたちが売り上げやアイドルの性格、さらにイベントの様子などから2012年最もDVDで輝いたMVPアイドルを選んだ。