警視庁、被害者の結婚指輪を紛失 東京・板橋の主婦強殺事件東京都板橋区で昨年11月、主婦荒井久美さん=当時(34)=が自宅マンションで刺殺された事件で、警視庁高島平署捜査本部が司法解剖の際に荒井さんの指から外した結婚指輪を紛失していたことが16日、分かった。 捜査本部は事件翌日の11月22日、東大医学部付属病院(文京区)で荒井さんの司法解剖を実施。指輪は証拠品としてビニール製の袋に入れて写真撮影した。捜査員が24日に袋がなくなっていることに気付き、捜したが見つからなかった。警視庁は12月に荒井さんの夫に謝罪した。 強盗殺人罪などで起訴された無職松尾元気被告(23)の公判への影響はないとみられる。 【共同通信】
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