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最終更新:2013年2月16日(土) 12時8分

PC遠隔操作、ウイルスに容疑者の関係先「情報」

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 パソコンの遠隔操作事件でアメリカのサーバーに保管されていたウイルスに、逮捕された会社員の男の関係先で作られたことを示す情報が残されていたことが、警視庁などへの取材で分かりました。

 IT関連会社社員の片山祐輔容疑者(30)は、愛知県内の会社のパソコンを遠隔操作して、ネット掲示板に殺人予告を書き込んだ疑いで逮捕され、今も容疑を否認しています。

 一連の遠隔操作事件で使われたウイルスはアメリカのサーバーに保管されていましたが、警視庁などが、このウイルスを解析したところ、片山容疑者の関係先で作られたことを示す情報が残されていたことが新たに分かりました。去年11月、警視庁などはアメリカに捜査員を派遣、FBI=連邦捜査局からウイルスを提供されていたということです。

 警視庁などは、一連の事件への片山容疑者の関与を裏付ける有力な手がかりとみて捜査を進めています。(16日11:25)

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