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詐欺被害者狙い詐取30人逮捕2月15日 17時53分
投資詐欺の被害者を狙って「被害金を回収できる」と偽り、現金をだまし取ったなどとして、合わせて30人の男らが詐欺などの疑いで警視庁に逮捕されました。
逮捕されたのは、東京・目黒区の無職、野中隼容疑者(29)や当時19歳の男など合わせて30人です。
警視庁の調べによりますと、男らは去年3月、静岡県の62歳の男性に「投資詐欺で被害にあった分を取り戻せる」などと偽り、現金500万円をだまし取ったほか、同じような手口で72歳の女性から現金をだまし取ろうとしたなどとして、詐欺や詐欺未遂などの疑いが持たれています。
30人は電話をかける役や現金を引き出す役など3つのグループに分かれ、投資詐欺の被害者の名簿を使い弁護士などを名乗って、「被害金を回収できる」と電話でうその話を持ちかけていたということです。
都内の2つの拠点からは名簿やパソコン、携帯電話などが押収されました。
警視庁によりますと、男らのほとんどが容疑を否認しているということです。
警視庁は被害額などを調べるとともに、グループのつながりなど組織の実態解明を進めています。
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