【北京=中沢克二】北朝鮮の核実験を受けて中国のネット上に、中国側で深刻な汚染が発生したとの未確認情報が氾濫し、中国政府が苦慮している。急きょ会合を開いた国家原子力緊急対策連絡委員会は14日、吉林、遼寧両省などで「放射性物質は観測されず安全」と発表。火消しに努めた。一方、当局は北京の北朝鮮大使館前の警備を大幅に強化。環境への影響を不安視する庶民の抗議活動を警戒している。
ネットに流れた情報は「中朝国境で通常の千倍もの放射性物質を観測」との内容。デマとみられるが、当局発表を信用しないネット市民の反響は大きい。環境保護省も測定数値を公表する異例の対応を迫られた。中国の旧正月休みの雰囲気を壊した核実験には庶民も反発している。
| 日経平均(円) | 11,173.83 | -133.45 | 15日 大引 |
|---|---|---|---|
| NYダウ(ドル) | 13,973.39 | -9.52 | 14日 16:37 |
| 英FTSE100 | 6,323.09 | -4.27 | 15日 10:50 |
| ドル/円 | 92.54 - .58 | -0.91円高 | 15日 19:45 |
| ユーロ/円 | 123.37 - .42 | -1.74円高 | 15日 19:45 |
| 長期金利(%) | 0.745 | -0.020 | 15日 15:30 |
| NY原油(ドル) | 97.31 | +0.30 | 14日 終値 |
各種サービスの説明をご覧ください。