弁護士法人が破産するという事は、大変な事態である。しかし現在のところユニヴァーサル法律事務所のウェブサイトはまだ、以前所属していた弁護士の名前もそのまま掲載されている。
なぜ、ウェブサイトが放置されたままなのかは分からないが、依頼された仕事も放置されていない事を祈るしかない。
東京弁護士会は弁護士法人のメリット・デメリットについて会報誌のリブラ2010年1月号で既に特集しており、弁護士法人の問題点についても掘り下げられている。
http://www.toben.or.jp/message/libra/pdf/2010_01/p04-15.pdf せっかく問題点を掘り下げても実務に反映されない事が多いのが弁護士自治の問題点である。(預り金の問題にしてもカルパ制度を研究しながら、まったく実行に移す気配もない)
今後は破産法人の代表社員であった森田哲治弁護士の弁護士資格の問題も破産の進行状況によっては出てくるだろう。さて所属弁護士会の東京弁護士会はこの破産事件に対してどのような対応を取るのだろうか?
何より依頼者の事を第一に考えた処理をして欲しいものである。