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破産手続中のユニヴァーサル法律事務所
破産手続中のユニヴァーサル法律事務所目下、破産手続が進行中である弁護士法人ユニヴァーサル法律事務所。破産手続開始以降も、放置されていた同事務所のホームページも、数日前に閉鎖された。 事務所入口は、平日の昼間というのにシャッターが下ろされ、其処には破産管財人による『告示書』が貼られている。 事業者にとっては死亡宣告に等しいものだが、けして珍しくはない。ただし、その対象が弁護士法人であることは非常に稀だといえる。 同事務所が入居する左門イレブンビル(新宿区左門町3番地1=地上7階地下1階))は、四谷三丁目駅から徒歩数分という好立地に建つ商業ビルである。 現在も多くの入居者で埋まる活気あるビルであるが、同事務所がある2階フロアーだけは、シャッターと防火扉が閉じられ照明さえも落とされているので、薄気味悪い空気が充満している。 森田哲治弁護士も、投資詐欺のスピーシーや大山多賀男といった悪党共を顧客として抱え、桁違いの報酬を得ていた当時からは想像もつかなかった現状であろう。 若しくは、破産ありきで稼いでいたとするなら大したタマである。だとすれば、最優先債権以外の配当に回る余剰は見込めず、一般債権者は間違いなく泣きを見ることになる。 既に、債権届出に応じない訳あり債権者には、森田哲治弁護士が別個対応しているとの話も聞こえてくる。法律知識で武装した弁護士が自身の破産をコントロールしているとなると、何とかに刃物の例え以上に厄介だといえる。 |