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「ソフトバンクの白戸家を意識してますか?」

【芸能】

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2013年2月12日 掲載

NTTドコモ新CM

 NTTドコモがオリジナルキャラクター「ドコモダケ」を擬人化した新CMを放送して話題になっている。

「ドコモ田家」を演じる役者は豪華な顔ぶれ。チチドコモダケに高橋克実(51)、ハハドコモダケに草刈民代(47)、ジージドコモダケには岸部一徳(66)を起用した。が、この“家族”を前面に押し出した構成は、どうしてもライバル企業のソフトバンクが展開する「白戸家」を連想してしまうが……。

 先月11日のCM発表会では、ドコモプロモーション部の岡野令氏が「犬が話す時代だし、キノコもしゃべっていいと思う」とコメント。「白戸家」の「お父さん犬」を意識する発言をしていた。ドコモに制作意図を聞いてみた。

 ドコモダケを擬人化した理由について、広報部は「(ドコモダケは)当初はしゃべらずともシンプルにお得感を伝えられたため、口元にバッテンをつけて、しゃべらないキャラとして設定をしていました。しかし競争が激化する中で、多様な料金サービスの提供が始まり、ドコモダケファミリーがしゃべって、サービスの魅力をしっかり伝えてくれたらと思うようになり、人間に変身させることにしました」と回答。

 ぶっちゃけ、「白戸家」を意識しているんじゃ……との質問にはこう答えた。
「8年前からもともと家族構成だったドコモダケが人間になったのだから、そのまま家族構成になるのは当然であり、『白戸家』については全く意識しておりません。ドコモが創業以来、コミュニケーションのテーマとして追求し続けているのが家族なのです。まずは家族のコミュニケーションが大切だと考えていますし、それが企業としてのポリシー。これまでも、葉月里緒奈さんや平泉成さんが家族を演じたポケベルCMや、フジサンケイ広告大賞のグランプリもいただいた『ケータイ家族物語』という田村正和さんのシリーズもつくったし、一般のご家族のコミュニケーションを紹介する長寿シリーズ『家ラブ族』にも10年以上、取り組み続けております」

 つまり、ドコモの方が先だったという主張である。

 しかし、インパクト勝負のCMではソフトバンクに軍配。「二番煎じ感」は否めない。まさか、「ドコモ田家」に猫は出てきませんよね?
~2013年2月12日以前の記事~

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