パラダイムシフト 〜アヒルがウサギに見える日〜

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help RSS 祝福家庭としての名誉を回復する(3)

<<   作成日時 : 2013/02/11 18:14  

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今回は、四名のパラダイム(というか、単なる「思い込み」ですが)について明らかにします。賢明な読者の皆様は、前々回と前回の記事でおおよそ推測できると思います。彼らは次のように思い込んでいるのです。

小林は複数のハンドルネームを使い、ブログを作り、彼らを攻撃している。「郭グループ」とも仲が良い。米本氏とも仲が良く、教会の内部情報を流している。インターネットに関する高度な技術をもっているため、他人のブログに不法侵入して記事を削除したり、個人情報を盗んだりしている。小林がネットで被害に遭って告訴したという話は嘘である。小林こそ加害者である。

彼らが上記のように思い込んでいるという根拠は、前々回と前回の記事で示されています。「小林がネットで被害に遭って告訴したということ話は嘘である」ということだけは、少し注釈が必要でしょう。

前回の「サムライソウル」氏のメールを読んでいただければお分かりのとおり、しきりに裁判のことを聞いてきています。初めは純粋に、私が告訴した事案に関心があるのかと思っていたのですが、あまりにもしつこく聞いてくるので、そういった純粋な動機ではないと考えるようになりました。そこで、もう一度「サムライソウル」氏からのメールを読み直してみると、下記のような文章が目に付きました。今回も引用は青字で示します。

ところで、小林さんの裁判ですが、「そんなもの存在しない。あれは自作自演だ」と言う人もネットにいます。(2013年01月13日 00:27)

どこにそんなことを言っている人がいるのか分かりませんでしたが、「くろだかんご」氏のブログで明らかになりました。

「小林さんがまさかG党だとは思わないが・・」と書かれている・・・Web魚拓)より。
それにしても、誰が「維新の名君」と「海兵隊」に圧力をかけて記事を消させたのだろうか?(中略)
次は海兵隊の記事に書かれた〔情報通〕と言うHNのコメントである。
画像

つまり、誰かが焦って〔海兵隊のブログ〕記事を消そうとしたのである。
何がまずいんだろうね?(中略)
さて、このルポライターとつるんでいる〔情報通〕HN、いったい誰なのだろうか?
私はちっとも分からないが、勘のいい諸氏は、すでに分かったものと思う。


今までの資料から、「くろだかんご」氏がいう「このルポライターとつるんでいる〔情報通〕」とは、私を指していることが明らかです。つまり、こういうことを言いたいわけです。

私(小林)が告訴したという話は嘘であるから、そのことを大袈裟に騒いでほしくなかった。しかし「維新の名君」氏や「海兵隊」氏がその話題を取り上げてしまった。これはヤバイと焦った私が、「情報通」というハンドルネームを使って「海兵隊」氏のブログにコメントを書いた。それでも彼らが記事を消してくれなかったから、圧力をかけて消させた。

ものすごい思い込みです。ここまで勘ぐられたら気分が悪いです。したがって、「サムライソウル」氏に約束した裁判日の通知は、やめにした次第です。私が苦労して犯人を捜し出し、やっと訴訟にまで至った心情を蹂躙しています。

思い込むことは勝手です。しかし、それは自分たちの「思い」の中に留めておくべきです。彼らのように、全世界の人々が閲覧できるブログで、これほどまでに他人を誹謗・中傷するのであれば、明確な証拠を示すべきです。彼らの主張には、何の証拠も示されていません。ネット上に転がっている情報をつぎはぎしただけの屁理屈にすぎません。

ここで私がいう「証拠」とは、警察や裁判所を納得させることができる証拠ということです。それはそうです。私が今後、彼らを刑事告訴した場合、彼らは警察に取り調べられます。民事告訴した場合には、裁判所で審議されます。彼らは、自分たちが主張してきたことが真実であることを、警察や裁判所で証明しなければなりません。今、彼らが述べている事柄は、到底そのレベルに達していません。稚拙な憶測、否、妄想や言いがかりに近いです。

例えば「くろだかんご」氏は、私の記事「祝福家庭としての名誉を回復する(1)」を受けて、次のような記事を書いています。

「名誉毀損だ」と騒ぎ立てる小林顧問Web魚拓)より。
もちろん、内部情報を渡したりなどしていません。(小林注:これは私の言葉)
だそうだが、だからその疑いを晴らすためにも、自分の記事を引用して清平攻撃をしているルポライターに抗議すべきだと言っているのである。

この文章の前には、私が「米本氏と友人ではない」と書いたことについて、くどくどと反論が述べられています。私のブログにおける、私と米本氏との会話から、友人であると述べています。

私は米本さんと一度しかお会いしたことがありません。その他は、このブログ「パラダイムシフト」で米本氏からコメントがあれば、返信している程度です。それだけで「仲が良い友人」だというのですから、笑うしかありません。裁判では、そんなことで友人だとは認めてくれませんよ。

しかも、私が米本氏に内部情報を渡しているという疑いを晴らすために、米本氏に抗議するべきだと言う。呆れてしまいます。放火犯が被害者に対して、「消火活動をしないならお前が犯人だ」と言っているようなものです。言いがかりも甚だしい。この傲慢不遜な態度は、いったい何なのでしょうか? 「くろだかんご」氏が自称・非教会員だということだけが、せめてもの救いです。これが教会員の発言だったら、卒倒してしまいます。

勝手に思い込みで疑っているのは「くろだかんご」氏ら四名の方です。私が米本氏に内部情報を流しているというのであれば、彼らの方に立証責任があります。どうぞ、刑事さんや裁判官が納得するような証拠を提示して、立証してくださいませ。

刑事さんに、「小林は米本氏の清平攻撃に抗議しないので、内部情報を流しているのです」などと言ったって、証拠として認めてくれませんよ。早く、ブログで証拠を示し、立証してください。できっこないでしょう。だって、私は内部情報を渡してなんていませんから。明確な証拠を示せず、立証できないのであれば、私が彼らを刑事告訴したときには確実に名誉毀損で有罪です。

彼らも、明確に名指しして誹謗・中傷したら名誉毀損で捕まると分かっています。ですから、四名で連携して、四名のブログをすべて読まなければ、私を名指していると分からないように書いています。つまり、はっきりと罪の自覚をもって書いているということです。「こういうふうに書けば、警察にも捕まらず、小林をいじめられるだろう」という思いで書いているということです。実に陰湿で卑怯な手段です。

ちなみに、個々のブログでは明確に名指しせずに巧妙に名誉毀損を避けても、四名の関連ブログをすべて読めば私を指ししていることが認められる場合、名誉毀損だと判断されます。現在、告訴している被告も、同じような手法を用いましたが、裁判所で名誉毀損だと判断されたので個人情報が開示されています。四名を告訴することについて私の弁護士が「十分に勝算がある」と言ったのは、すでにそのような実例があるからです。

特に今回の事例は、ブログ村という特殊な環境を背景にしていますから、すでに告訴している事例よりも分かりやすいそうです。今、告訴しているものは、いろんなブログで書かれただけです。それでも、それぞれのブログにリンクを貼り合っていたため、「全体として」名誉毀損だと判断されました。今回の四名の事例は、ブログ村という「リンク集」の中で書かれていますから、ブログ村に訪れる人は目にしやすいです。彼らも、ブログ村の読者を念頭に記事を書いています。その点は、すでに告訴している事例よりも名誉毀損を立証することは簡単だそうです(弁護士さんの説明)。

刑事告訴をすれば、警察が彼らのパソコンや通信記録を調べてくれます。もし彼らが私を中傷するために非公開掲示板やメールで謀議していたとしたら、それはすべて明らかになります。そうなれば、犯行の悪質性も立証されますから、情状酌量なんてないでしょう。もし彼らが本当に「訴えられても構わない」と思っているのであれば、私はそこまでやるつもりです。

「くろだかんご」氏以外の三名は、統一教会員であると自称しています。本当でしょうか? 「サムライソウル」氏は、教会責任者同席で良いという条件を出しているのに、私と会おうとしません。ブログ村で「郭グループ」と闘うことが「み旨」だと信じてやっているのだったら、堂々と教会責任者にも報告しているはずです。責任者と一緒に、私と会って、「郭グループだ、ネット犯罪者だ、内部情報漏えい犯だ」と私を糾弾したらよいではないですか。

統一教会員であるならば、基元節聖酒式に参加しているはずです。まだ式には参加していなくても、毎日精誠条件を立てながら過ごし、告白文と決意文は書いているはずです。そんな重要な期間に、こんなに陰湿で卑怯な所業はできないでしょう。私の家族の心情を蹂躙していることは分かっているのに、未だに削除も謝罪もありません。とても基元節を迎えるために心情を整理しているとは思えません。

つまり、彼らは全員、統一教会員ではないという可能性の方が大きいでしょう。ならば、訴訟をすることにも躊躇はありません。

彼ら四名は、匿名の陰に隠れて、実名である私・小林浩の人格をここまで貶めています。これほど卑怯な所業は、看過できません。訴訟に至る前に、記事の削除と謝罪文の掲載を、引き続き要求するものです


なお、昨日、米本氏が前回の記事にコメントを下さいました。紹介されている米本氏のブログとは、下記のことでしょう。

黒田かんご(石原)さんの素顔に迫る。

彼ら四名に傷つけられた私にとって、この記事は私を擁護してくれている記述があり、その点はとても嬉しかったです。また、「くろだかんご」氏らのグループの実態が分かったようにも感じました。しかし、ここで述べられている事柄のすべてに、私が賛同するものではありません。例えば、統一教会の公職者の実名をあげて批判していますが、私は「やり過ぎ」だと感じます。公職者を監督する教会本部は、米本氏に抗議するべきだと思います。名指しされた公職者本人も、抗議するべきでしょう。

私もかつて、米本氏に名指しで批判されたため、抗議しました。米本氏の住所も電話番号も、ブログに掲載されています。ですから、すぐに抗議できます。そして、アポイントを取って直接会うことができます。私はそうやって米本氏と交渉し、記事を削除してもらいました。警察も裁判も、必要ありません。ほとんどのトラブルは、話し合いで解決できます。

これが「普通のトラブル解消法」です。直接会って、話し合って、お互いの主張を理解し、妥協点を見出すことです。人には立場や考え方の違いがありますから、お互いの主張に納得できないことはあります。しかし、納得はできなくても、理解はできるのです。これが、ごくごく普通の解決法です。それでも解決しなかったときに、裁判になるのです。だから私は、何度も何度も、「サムライソウル」氏に「直接会って話し合いましょう」と提案しているのです。

私は、その点で米本氏を評価しています。友人だからでなく、米本氏のその姿勢を評価しているのです。正々堂々としているからです。匿名の陰に隠れて他人を誹謗・中傷する卑怯者たちとは、雲泥の差です。彼らには、サムライだの龍馬だのと名乗る資格すらありません。サムライも龍馬も正々堂々としていました。陰に隠れて他人を誹謗・中傷する者たちは、単なる卑怯者です。


次回は、なぜ彼らがこれほどの卑怯者になってしまったのか、という動機の形成面について解明します。

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内 容 ニックネーム/日時
さすが理路整然と彼らの背景まで捉え検証されてるので、第三者が読んでも十分に納得できる正当性を感じます。
自身が卑劣で深刻な心情蹂躙を受けてる立場でも、客観的視点で問題解決を図る対応に感心しました。
最後まで話し合いによって、削除と謝罪で済まそうとされる小林さんの姿勢に誠意を感じます。

できれば、これに応じて四名の該当者も素直に反省して応じる事を期待したいものです。
光太朗
2013/02/11 19:47
数年前、ある分派の面々から妻の親族が勧誘され、おまけに金銭的被害を受けた当時のことを思い出しました。

かなり頭にきた私は、教会本部とも連絡を取り、少ない情報源を頼りに彼らの都内のアジトを突き止め、何度か張り込みもしました。

さらにその親族の詳しい携帯履歴を携帯会社から取り寄せたりもし、“実行犯”宅を割り出して、直接被害を訴えにも行きました。夜だったこともあり、驚いた相手側が、私のことを「住居侵入」とかで110番したらしく、寒い中にもかかわらず、お巡りさんが5、6名ご登場。両者の間に立って、その訴えを最後まで聞いてくださったお巡りさん、むしろ私の主張に同情して下さっていました。その後も何度も“実行犯”宅に電話して謝罪を求めた結果、最終的に根負けした相手側“実行犯”とその“黒幕”が、私と話がしたいとのことでファミレスで会い、最後は2人して地べたに深々と土下座してましたね。店員さんや周りの迷惑顧みず。

そういえばその前に、その分派の幹部クラスの男性の身元を割り出して電話で追及したところ、向こうの提案で喫茶店で会うことになり、ここぞとばかり熱く口論させていただいたりもした次第です。

私は小林さんとはお会いしたこともなく、もちろん別人ですが(苦笑)、『結着を着けるまであきらめない根性』は似ている気がします。(笑)

気持ちだけで恐縮ですが、ぜひ応援させていただきます。
ポポポヤ〜ン
2013/02/11 22:14
非教会員です、悪しからず。
但し、光言社の書籍・ムックはいくつか読んだ事もあり、そこの社長であった小林さんのブログをちょくちょく読ませて頂いています。ついでに書くと、米本さんの「我らの不快な隣人」も読みました。当然、米本さんのブログも読ませて頂いています。
そんな私から見ると、今回の「ネット上の卑怯者」たち、完全敗北です。

(1)小林さん、米本さんは実名でブログを開設。くろだかんご他は誰一人として実名ではない
(2)小林さんと米本さんは、各々の主張を見る限り、「友人」関係ではない。(教会員・非教会員以前に)但し、お互いにジャーナリストとしての矜持を持っているので、ある種のリスペクトはお互いにしている模様
(3)上記(1)、(2)より、いわゆる「かんご派」がわめく「小林が米本に内部情報をリーク」云々は完全な妄想、でっちあげ。名誉毀損成立は明らか。

しかし、これだけ示されても、かんご派は、問題の書込みの削除も謝罪文掲載もしないでしょうね。
何故なら彼ら−特に親玉のくろだかんご−は、米本さんの分析の通り「自己愛性人格障害」だからです。
私も大学では心理学を学びましたが、かんご派に共通するのは自己陶酔と自己愛。こういう人達には、「言葉で」わかり合おうとしても無駄です。(小林さんもそれは分かっておられると思いますが)
残念ながら裁判で痛い目に遭わせるしか無いかな…と。
部外者のコメント、失礼しました
通りすがり
2013/02/12 14:31
かんごさんは、(1)の記事に反論していたんですね。いやー、あきれてしまいました。

この状況は、もう議論とか反論とかの話ではないことが、分かっていないんですね。小林さんの削除要請や謝罪要請を受け入れれば告訴されないし、受け入れなければ告訴される、という状況なんだと理解していないんですね。

だって、まだ反論すればするほど、名誉毀損の証拠を積み上げていくだけです。ますます警察捜査や民事裁判が小林さんにとって有利になる、彼らにとって不利になる、ってことですからね。

空気が読めない人って、いるんですね。
ノボリーキ
2013/02/12 19:18
●光太朗さん
そうですね。ぜひ、素直に反省してほしいものです。

●ポポポヤ〜ンさん
たいへんな経験でしたね。あきらめない根性は、確かに私と似ています。

●通りすがりさん
裁判というのは戦争ですからね。勝者も敗者も傷つきます。できるだけ避けなければなりません。

●ノボリーキさん
おっしゃるとおり、もう彼らにとって反論という段階は過ぎています。反論権を有しているのは、先に誹謗・中傷された私のほうです。その私に反論に、また反論するなんて、本末転倒です。
小林浩
2013/02/12 21:26

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