トップページスポーツニュース一覧元横綱・大鵬に国民栄誉賞決定
ニュース詳細

元横綱・大鵬に国民栄誉賞決定
2月15日 11時47分

政府は15日の閣議で、先月19日に亡くなった大相撲の元横綱・大鵬の納谷幸喜さんに対し、国民栄誉賞を贈ることを正式に決めました。

元横綱・大鵬の納谷幸喜さんは、昭和36年に21歳3か月の若さで第48代横綱に昇進し、同時に横綱に昇進した柏戸とともに、「柏鵬時代」と呼ばれる一時代を築き、史上最多の通算32回の優勝を果たすなど、大相撲界を代表する存在でしたが、先月19日に72歳で亡くなりました。
政府は15日の閣議で、納谷さんに対し国民栄誉賞を贈ることを正式に決めました。
菅官房長官は閣議後の記者会見で、「人一倍の努力と鍛錬の積み重ねにより、相撲界に輝かしい功績を残された。多くの国民があこがれ、愛される国民的な英雄として、社会に明るい夢と希望、勇気を与えることに顕著な業績があった」と述べました。
政府は今月25日に、納谷さんの家族を総理大臣官邸に招き、国民栄誉賞を贈ることにしています。
国民栄誉賞が授与されるのは、去年11月、レスリング女子で、オリンピックと世界選手権を合わせて13連覇を果たした吉田沙保里選手以来で、個人としては20人目です。

[関連ニュース]
このページの先頭へ